悪夢の帰郷 ボーはおそれている | Mの国より愛を込めて

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トラブルにより実家に帰れなくなってしまったボー

その事を知った母親は絶叫、直後に突然死してしまう

意を決して帰郷するボーだったが、その道は険しい

 

 

 

 

 

 

鑑賞日 2024年2月25日

鑑賞日 キネマ館

 

R15+対象

 

 

ぼかしありの性行為描写

 

親元を離れると中々帰る事も無くなる昨今。

それこそ、実家に帰るのは盆と正月だけ、ヘタすると数年帰らないという人も。

 

全国各地に空港や新幹線が出来た昨今、離島でない限りは一日あれば帰れるので、定期的に帰りましょう。

 

本作は、そんな帰郷の話。

しかし、中々絶望的な帰郷となるようで。

 

まあ、ミッドサマーの監督とホアキン・フェニックス主演の時点でヤバさ爆発です。

 

ポイント

 

本作のポイントは妄想と幻想

アパートで独り暮らしをしていたボー。

しかし、彼の家の周りでは狂気に溢れており、その狂気が原因?で実家に帰れなくなってしまう。

そのことを母親に伝えたところ母親は絶叫、そして翌日に母親は事故で急死してしまっていた。

そしてボーが帰るまで葬式が出来ないらしく、帰郷を決心するボーだったが男に襲われ逃げる最中に車にはねられてしまう。

 

果たしてボーは実家に帰郷することが出来るのか?

 

実のところ、本作はボーの妄想が現実のように展開するため終始理不尽な出来事が繰り広げられる内容となっています。

また、途中でボーの子どもの頃の思い出も展開されたり、劇の人物になったりと、

 

これ、わけわかんねぇな

 

正直、理解させるつもりが無い感があります。

 

見どころ

 

見どころは前半、追い詰められるボー。

気分を追いつかせるため風呂に入るボー、しかし天井から水が落ちてきて・・?

ボーの妄想が炸裂するシーンとなっています。

 

気になった点

 

気になった点は話が進むにつれ狂気感が無くなってしまう事。

前半の狂気っぷりが尋常でなかったため、それを踏まえると尻すぼみ感があります。

まあ、いろんな意味でイッてしまったシーンはヤバさがあります、前半と違ったヤバさですが、

 

ゴア表現を覚悟していたらえっちっちで年齢制限がかかっていた本作。

(もっともミッドサマーでも同じようなシーンはありましたが)

そう考えると期待していたものと違ったと思ってしまう感があります。

とはいえ中盤までの狂気っぷりは凄まじいものがありますので、そこだけでも楽しみたいならどうぞ。

 

 

 

狂気の作品といえばコレ。

ただ、非常に胸糞悪くなる作品なのでその点は共通しているかも。