毎週月曜日はジャンプの発売日
・・なのですが、年末年始進行のため今週は発売がありませんでした。
という訳で、昨年お星さまになったジャンプ漫画たちの追悼を行いたいと思います。
ひょっとすたら抜けている作品もあるかもしれませんが、そこはご了承を。
なお、他紙に移籍となったブラッククローバーは対象外とします。
高校生家族
12号で終了
磯部磯兵衛物語で多くの読者の度肝を抜いた仲間りょう氏による新作。
家族全員(ネコを含む)が高校生になるという話。
とりわけ非常に愚直な父親と天才だけど中身は年相応の妹のエピソードが中心となっていました。
そこそこ人気があったのですが、作中の年度替わりに合わせて終了となりました。
PPPPPP
13号で終了
音楽一家で唯一音楽の才能が無かった少年が兄弟たちに音楽で挑む話。
当然漫画のため音楽の表現は絵で行われるのですが、非常に独特な小回りと見せ方となっていました。
ただ、母親が亡くなった辺りで構成が持たなくなった感があります。
結構期待されていただけに惜しい作品でした。
大東京鬼嫁伝
18号で終了
子どもの時に鬼の少女と結婚の約束をしてしまったため、成長した鬼の少女が嫁にきてしまう話。
他にも妖怪の娘が沢山登場してハーレム状態・・だったのですが、あまり色気のある絵じゃなかったので苦戦した感があります。
実は主人公が強かったパターンでしたが、何故強かったのかが不明なまま終わってしまったような。
ギンカとリューナ
19号で終了
魔法使いの力が宿った雪ダルマとその弟子となった少女の話。
冒険活劇モノで個人的には好きな作品だったのですが、主人公の二人以外のキャラが弱かったような。
あと、目的色々ぶれてしまっていた感があります。
イチゴーキ操縦中!
20号で終了
知らぬ間に改造人間になってしまった少年と彼を改造してしまった少女の話。
見た目通りのギャグマンガだったのですが、勢いが空回りしていた感があります。
後半はかなり投げやりな展開でした。
マッシュル
31号で終了
魔法が当たり前の世界に魔法が全く使えない代わりに強靭的な身体能力を持ってトップを目指す話。
連載からしばらくはギャグ要素が強く、爆発力があったのですが、バトル要素が強くなると息切れが激しくなった作品でした。
アニメ放送まで何とか繋いだ形となりました。
現在アニメ第二期が放送中ですが、このあたりから展開が盛り下がってくるんだよなぁ。
人造人間100
40号で終了
優れた人間の体の一部を奪う人造人間と対峙する話。
前半は100号が非常に不気味な存在でしたが、徐々に人間らしい存在になっていったような。
それでも最後は人造人間として朽ちていく様はちょっと泣けました。
主人公たちの能力の開拓がちょっと遅かった気がします。
テンマクキネマ
41号で終了
食戟のソーマの人の新作、脚本家の幽霊に憑かれた少年が映画作りをする話。
ソーマの時にけしからん展開が多かったのを反省してか、こういった要素を封印していました。
主人公の病弱設定は何だったんだろう・・
ドリトライ
42号で終了
太平洋戦争直後を舞台にしたボクシング・・というか拳闘の話。
スクリーントーンを多用していたこともあり、なんだかマガジンの漫画っぽい感がしたのが今でも謎です。
終盤の親父のトンデモっぷりは凄かったです。
一ノ瀬家の大罪
49号で終了
タコピーの原罪で戦々恐々させた人の新作。
最初こそタコピーを思させるいじめ展開だったけど、以降は家族の謎を探るサスペンス要素が強めの展開に。
やっぱり7人目がいたのは読み通りでしたが、七つの大罪にひっかけてこなかったのが予想外でした。
後半はなんだか展開がこんがらがった感があります。
アイスヘッドギル
50号で終了
氷に包まれた世界で父親の行方を探す少年の話。
北欧神話をベースにした作品でしたが、敵の内容がイマイチわかりづらかったかと。
能力の強化も遅かった感があります。
昨年はブラッククローバーの移籍を除けば長期連載の終了が無かった年となりました。
しかし、今年は呪術廻戦とヒーローアカデミアに死兆星が燦々と輝いています。
なお、ヒーローアカデミアは今年連載が終了しなければ作者がジャンプフェスタで土下座するという話なので、是非とも実現してほしい所です。
ともあれ、どの作品もお疲れさまでした。