出会いを求めてマッチングサイトに登録したハルリーン
その出会いの場に現れたラージヴィールに恋に落ちる
しかし、彼の正体は国を揺るがす宝石強盗だった
鑑賞日 2023年4月22日
映画館 キネマ館
最近やけにネット広告で見かけるマッチングアプリ。
出会いが無い人にとって相手が見つかるかも？という代物ですが、まあいちゃなんですが怪しさ満点。
そんなマッチングで怪しげな出会いをしてしまうのが本作。
・・あ、これは導入部だけで中身はいつものボリウッド映画です。
なお、本作はハリウッド映画「ナイト＆ディ」のリメイク作品だったりします。
本作のポイントは国を揺るがす宝石泥棒。
地味な地方の銀行員として働いていたハルリーン、しかし恋人がいない事に祖母が嘆き、また仕事一筋で独身で退職した同僚の姿を見てマッチングサイトを試してみることに。
そしてデートの場所に現れたラージヴィールに恋に落ちるも、彼の正体はイギリスで厳重に保管されていた宝石コヒヌールを盗んだ宝石泥棒だった。
ラージヴィールと接触した警察に連れていかれるハルリーンだったがラージヴィールが彼女を救出。
結果世界をまたにかける逃走劇となるが、コヒヌールを狙う裏h堺の重鎮ザファルの魔の手も迫っていた。
果たしてラージヴィールとハルリーンの逃走劇の結末は？
基本的にラージヴィールとハルリーンの愛？の逃避行が中心となるのですが、そのアクセントとなっているのが敵役のザファル・・の末端組織の男。
上司に顎で使われ、懸命にラージヴィールを追うも失敗続き。
ようやく追いついたかと思いきや逆に利用されると踏んだり蹴ったり。
ある意味本作の癒しなのですが、中盤で退場してしまうのは持っていないです。
見どころは中盤、リゾート地からの脱出。
ようやく二人でバカンスを過ごすつもりが・・まあ、それだと物語は進みませんし。
アクションシーンが派手派手なのは言うまでもありませんが、フライボートで大暴れする様子は本家のハリウッドでも見られないシーンとなっています。
気になった点はハルリーンのトラブルメーカーっぷりが酷い事。
基本ラージヴィールの足を引っ張る行動しかしないため、見ていてイライラさせられること必至。
あまりの酷さにグーで殴りたくなります。
冒頭のテロリストの襲撃などかなり雑な設定が見られるため、ツッコミどころもてんこ盛りの本作。
良くも悪くもノリとアクションとダンスのインド映画なので、バーフバリやRRRレベルを期待するとがっかりするかも。
インド映画のこの手の作品に比べると上映時間が若干短い（それでも２時間以上はあるけど）ので、比較的見やすいのはポイントです。
リメイク元の作品。
見直すと発見があるかも？