本当の働き方改革 チョコレートな人々  | Mの国より愛を込めて

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愛知のチョコレートの製造・販売を行う久遠チョコレート

社長である夏目は様々な人を雇っていた

世間の常識に挑み続ける彼が歩んできた道とは?

 

 

 

 

 

 

鑑賞日 2023年2月11日

映画館 キネマ館

 

近年大きな話題になる働き方。

日本では雇い主の権力が強いため、いかに従業員の給与を安く働かせるかということに心血が注がれており、給与が上がらない経済はジリ貧の状況を要しています。

 

というわけで別に何もしなくても経済が終わりそうです、いや、マジで。

 

とりわけ障碍者や母子家庭ではより低賃金で働かされる制度になっており、貧困から抜けられない状況となっています。

 

本作はそんな障碍者や母子家庭の人も雇用している会社の話。

確かに活動は素晴らしいけど裏が・・という邪気な考えがぶっ飛ぶような困難が待ち受けていたようで。

 

本作のポイントはできる仕事へ。

愛知を拠点に店を展開している久遠チョコレート。

社長である夏目は障碍者の福祉作業の低賃金に驚き、これを改善するためにパン屋を起業、すったもんだの末チョコレートに行きつき全国にお店を展開するまでになっていた。

そんなチョコレートの製造の多くは障碍者が担い、障碍者の作業賃金でなく労基法の最低賃金を上回る賃金を支払う体制をとっていた。

しかし、今までそして今でもは多くの挫折に夏目に襲い掛かる。

 

果たして夏目の志は折れずにいられるのか?

 

まず本田区で驚かされるのは障碍者の低賃金。

というのも障碍者の賃金は福祉作業による賃金となり、労基法の最低賃金の影響を受けないものとなっています。

そりゃ社会を変えようとするのかも

 

見どころは中盤、従業員との別れ。

パン屋を営んでいるときに雇っていた人物がいいるのですが、障碍により退職することに。

最初の挫折のシーンともいえます。

 

気になった点はパン屋からチョコレートまでの間に説明が無い事。

もっとも大変だったということはわかりますが。

 

障碍者の主六だけでなく、性的少数者の就労にも光を当てる本作。

そして、そのあまりの酷さに驚くこと必須です。

「大変だろう~」でいなく同じような就労をやってほしいと話すことも分かります、