緊急救命医を退職した咲和子は在宅医として再出発
そんな彼女を慕って野呂も同じ診療所に在籍する事に
一方、咲和子の父が倒れ選択を迫られてしまう
鑑賞日 2021年7月10日
映画館 セントラル
人生の最後は自宅で迎えたいという人は多いけど、実際は病院で最期を迎える人が多い昨今。
それこそ、自宅でお亡くなりになった場合、借家だと事故物件扱いにされたり、心霊スポットにされたりと死に対するネガティブ要素になってしまうのはいかがなものか。
元々は自宅で亡くなるのは当たり前だったんですけどねぇ。
本作は存在自宅で最期をみとる在宅医の話。
吉永小百合さん主演の作品として話題になりました。
緊急救命医として何が何でも命を救う立場から、人の最後に付き合う在宅医に転身し様々な見取りを体験していく前半。
後半は病気で苦しむ父親を尊厳死させるか苦悩する内容となっています。
どうしても重い展開が続いてしまうのですが、それでも救いも見える本作。
医療を考える作品としても良いかもしれません。
というか昨年は在宅医を題材にした作品が多かったのね。