誘拐事件の重要参考人を誤って殺してしまったペニー
そして、所長の娘の殺害までのカウントダウンが始める
もがくペニー、その様子をネットで配信されていた
鑑賞日 2020年7月３０日
映画館 セントラル
見るモノにサプライズと臨場感を与える生配信。
とはいえ、予測不能の事が起こる可能性があるため、テレビ番組ではあまり見られなくなった手法です。
しかし、既存のマスメディアでないネットメディアなどでは受けるため生配信を行ったりすることも。
本作はそんなネットの生配信と誘拐事件が組み合わさった作品。
驚異の臨場感をネットでお届け！
本作のポイントは直撃生配信。
とある不祥事により現場から外されていた警察官のペニー。
そんなある日、誘拐事件の容疑者が逃走し、ペニーは自分の判断で追跡、容疑者を追い詰めるも抵抗したため射殺してしまう。
直後、誘拐された警察署長の娘が殺されるまでのカウントダウンが始まってしまい、チャンスを潰したペニーは捜査から外されてしまう。
失意の中現場を後にしようとしたペニー、その様子をフリージャーナリストのエイヴァがライブ配信していた。
真実を追い求めるエイヴァに触発されたペニーは容疑者の足取りから共犯者を追うが、その様子が全米に生配信されていく。
果たしてペニーとエイヴァは犯人を追い詰め誘拐事件を解決できるのか？
事件の一部が生配信さらショッキングなシーンでお茶の間を騒然とさせる作品はよく見かけますが、大部分を生配信している作品は珍しいかと。
生特融のライブ感と予期せぬ出来事、見るほうにとっては娯楽ですが、実際撮影しているエイヴァは命がけとなっています。
しかし、どんな困難もジャーナリズムに目覚めた彼女の前では単なる障害物でしかない！
見どころは中盤、犯人に繋がる人物。
僅かな手がかりから犯人と接触した人物にたどり着いたペニーとエイヴァ。
一体どのような悪漢なのか・・うん、予想を上回る展開だ。
まさに圧巻に相応しいシーンとなっています。
気になった点は生配信のシーンがそれほど多くない事。
基本常に配信されている状況なのですが、配信されている映像が見れる機会は余りなかったりします。
折角の設定なので勿体ない感はあります。
犯人に対しそのやり方は無いわーなど、色々気になる部分はあるも、基本的なアクション映画の要素を持っています。
回想シーンなどもなく、最初から最後まで一直線の作品なので、展開も分かりやすくなっています。
とりあえずドンパチが見たいというのであれば、アリかもしれません。
ネット繋がりでチョイス。
行方不明となった娘の手がかりをつかむためネットを駆使する父親の話。
基本ネットの画面で展開するので企画の勝利です。