怪獣を操る音波を過激な思考をもつ集団が強奪
それを使い怪獣を目覚めさせ地球の浄化を図る
しかし、目覚めさせた怪獣は地球の頂点に君臨してしまう
鑑賞日 2019年6月1日
映画館 セントラル
特撮映画の代名詞ともいえる「ゴジラ」。
日本での展開は21世紀の初めにシリーズは終了しましたがその後ハリウッドがプロデュースしたシリーズはまさに特撮らしい力強い内容に仕上がっていました。
本作はその続編、前作となるキングコングにてゴジラとキングコング以外にも怪獣が存在することを示唆していましたが、本作はそれが登場するという内容となっています。
なお、サブタイトルを見て、NEO-GEOで稼働していた怪獣プロレスゲームを思い出した人は若くありません。
というか、このタイトルで胸が熱くなりました、いや~懐かしい。
2はジャンルが変わり、また激ムズゲーになってしまったのは残念でした。
なお、後年に人気格闘ゲームとなったキング・オブ・ファイターズのタイトルは本作を模したモノです。
(正確には餓狼伝説にて劇中の大会名がキング・オブ・ファイターズだけど餓狼伝説よりキング・オブ・モンスターズの方が先に稼働している)
前振りが長くなりましたが、本作のポイントは怪獣の頂点。
ゴジラの登場以降、それを監視するモナークは世界各地で眠る怪獣を監視し続けていた。
そんなある日、怪獣を音波で操る研究をしていたエマ博士が娘のマディソンと共に武装グループに拉致されてしまう。
事の重大さに芹澤博士はエマ博士の夫であるマークに協力を依頼、ゴジラの一件で息子を亡くしていたマークだったがマディソンのため協力することとなる。
一方武装グループは地球のバランスを取り戻すためエマ博士の機械を使い怪獣を使い人類抹殺を計画、手始めに南極に封じられていた怪獣ギドラを目覚めさせる。
だが、目覚めたギドラにより次々に怪獣を復活し狼狽する一同、そしてギドラの前にゴジラが現れる。
ゴジラとギドラ、果たして怪獣の頂点に立つのはどっちだ?
本作は早い話「三大怪獣地球最大の決戦」のハリウッド版。
ゴジラとキングギドラ、そしてモスラが血肉わき躍るバトルを繰り広げる展開となります。
あ、ラドンはオマケです、オマケ。
それ以外にも顔見世程度ですが怪獣が沢山登場するのもポイント、まさにキング・オブ・モンスターズといった所です、
なお、アンギラスは出ません。
本来はゴジラの次に登場した怪獣なのになぁ。
見どころは中盤、ゴジラ対キングギドラ、南極での死闘。
我が物顔のギドラの前に現れたゴジラ、なにやら因縁の対決だそうで。
初っ端から激しいバトルを繰り広げてくれるためこの時点でテンションMAX!
ぶつかり合ってこその怪獣映画よ!
気になった点は人間ドラマが希薄&とんちんかんなこと。
特にエマ博士の行動は理解に苦しむ部分も・・まあ盛り上げ役ということで。
展開が強引な部分もありますが、怪獣たちによる激しいバトルがあれば何もいらないとも言える本作。
そういった点でいえば本作は100点満点です。
なおBGMも今までの作品を踏襲しておりモスラのテーマは心揺さぶられるかと。
次回はゴジラ対キングコングと思われるけど、OPテーマも再現してくれるといいなぁ。
ひょっとしたら?
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