強奪されたセシウムの捜索に乗り出していたジェームズ
そんな折、セシウムのありかを糧に亡命を要望する男が現れる
一刻を争う事態にジェームズはオーバーウォッチの適用を求める
鑑賞日 2019/2/12
映画館 セントラル
R15+対象
殺人描写
非合法な活動を秘密裏に行う機関といえば映画でよくあるシュチュエーションですが、現実にもありそうなことかと。
国を守る事を大前提にあんなことやこんなな事をされると考えると・・
本作はそんな非合法な活動をしていたチームの窮地を題材にした話。
主演が最近はシリアスな役がめっきり多くなったマーク・ウォールバーグが演じています。
本作のポイントは秘密部隊の窮地。
アメリカの秘密特殊部隊「オーバーウォッチ」のメンバーであるジェームズは核兵器の材料となるセシウムの捜索活動の任務に就くも、メンバーのアリスからもたらされた情報が空振りとなり捜査が振り出しに戻ってしまう。
そんな時、アリスの情報源だったリーがセシウムのありかを条件にアメリカへの亡命を求めてきた。
提供された情報が時限式のため時間が限られる中、リーを狙う一味からの刺客が現れるなど、一刻を争う事態になってしまう。
そこでジェームズはオーバーウォッチの活動を申請、リーを亡命させる準備に取り掛かる。
亡命させる飛行機まで22マイル、万全の準備を整え任務にあたるジェームズ。
しかし、先々で強襲をうけるジェームズ達、次々に仲間が倒れていく中ジェームズは絶体絶命の窮地に陥ってしまう。
そしてその裏にロシア軍の影があった。
果たしてジェームズはこの窮地を脱出することが出来るのか?
(映画の)アメリカの特殊部隊となれば、人知れずに侵入、工作活動を行った後人知れずに脱出するのが定番ですが、本作ではその行動が裏目に出まくるという中々お目にかかれない展開となっています。
また、主人公のジェームズは精神的に難がある人物のようで常にイライラ、腕に巻いたゴムバンドをはじいて落ち着くという、明らかにおかしい・・ゲフンゴフン。
見どころは中盤、刺客に狙われたリー。
亡命を希望しながらも監視対象となったリー、だが監視の目を潜り抜け彼を狙う刺客が現れる!
対するリーはパンツ一丁、しかも手には手錠、いろんな意味で絶体絶命!
だがカンフーマスターはこのような窮地を乗り越えてナンボ!
アクションシーンとしては一番派手な立ち回りとなっています。
気になった点はジェームズの天才っぷりが発揮されていない事。
冒頭にジェームズが天才ということがダイジェストで流れるのですが、劇中ではちょっと優秀な工作員という程度しか。
もっと頭をフル回転する展開が有っても良かったかと。
ツッコミどころですが
(以下致命的なネタバレ、未視聴の人は注意)
結局セシウム盗難はガセだったのかね?
最後の最後で本作の作戦の意味が分かり、ちょっとサプライズな本作。
今までの特殊部隊を題材にした作品には無い展開となっています。
意外性という点でも面白い本作、色々消化不良な部分もあるのでできれば・・無理?
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マーク・ウォールバーグ主演の作品。
一見情けない潜入捜査官とダメダメなマフィアなのですが、実は・・といった作品。
こちらも意外性という点では面白い作品です。