先日感想を書きましたニセコイ。
内容は話のネタで見る分にはいんじゃね?という作品でしたが、元々ジャンプで長期連載した漫画、
当然映画に当たり色々修正されている点があります。
漫画版は1話からずっと見ていましたからねー
という訳で、原作との違いを挙げていきたいと思います。
〇 鶫が最初から女性設定
感想にも書きましたが、千棘のボディーガードだった鶫はイケメン青年に見えて実は女の子でツンデレ枠として人気を博し、途中からヒロイン候補まで昇格しました。
ただ、映画ではクロードの部下として楽を邪魔する役となっており、コスプレをするも女性の姿となっています。
普段着が男装(かつリボン付き)なので知らない人が見たらなんだコイツ状態です。
〇ヒロインが減っている
映画では千棘と小咲、そして橘がヒロインとして登場しますが、漫画では先ほどの鶫、小咲の妹、香港マフィアのボスもヒロインとして登場します。
とはいえ、全員登場させると収拾がつきませんからこれは致し方ないかと。
〇絵本が変わっている
映画では幼少期の楽と女の子が見ている絵本がロミオとジュリエットとなっていますが、原作では絵本作家だった楽の母親が書いたオリジナルの絵本。
ザクシャインラブはこの絵本でのエピソードなので、設定に盛り込むのは強引だったのかも。
ロミジュリ自体は後半の演劇のエピソードにも繋がるので間違いではありませんが。
(ロミジュリの演劇は原作でもあるエピソード、ウエストサイド物語仕立てはオリジナルですが)
〇舞子と宮本がケンカ仲間にならない
楽の友人でお調子者の舞子と小咲の友人でしっかり者の宮本。
何かと衝突する二人(もっぱら宮本が毛嫌いしている)ですが、話が進むにつれ恋が芽生え、最終的には付き合うようになります。
映画ではそこまでのエピソードが盛り込めなかったようです。
分かりやすい違いとしては以上・・他にもあるだろうけどねー
明らかに配役がおかしいのは見なかったことにする。
誰だよ!女性の役を男にしたのは!
とりあえず、映画と原作はちょっと違うんだねーということを理解していただければ幸いです。
とにかく島崎遥香さんのドスの効いた脅し文句で元値が取れますので劇場へゴーです。
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知っている人は知っている、原作者がニセコイの前に書いていた漫画です。
今思うとジャンプの鬼門であるファンタジーだったんだよなぁ。