お互い夢を見るもきっかけが訪れないゼブとミア
そんなある日、二人は出会うも、傷心故すれ違ってしまう
それから暫く経ったころ、再開した二人は意気投合するが?
http://gaga.ne.jp/lalaland/index.html
鑑賞日 H29.3.11
映画館 セントラル
今年のアカデミー賞をにぎわせた作品といえば言わずに知れたラ・ラ・ランド。
前作「セッション」で世界中を驚かせたデイミアン・チャゼル監督の最新作ということで話題となり、ゴールデングローブ賞の主要賞を総なめするなど話題性も抜群。
アカデミー賞でも最多賞ノミネートとなったためこりゃどれだけ賞を取るんだ?と思われていましたが、主要賞では主演女優賞のみとなりました。
とはいえ、全国的に大ヒットを記録しており、興行収入としては作品賞を取ったムーンライトを圧倒しそうです。
本作のポイントは夢への道。
女優を夢見て日々オーデションを受けるも役がもらえず意気消沈していたミア。
そんな彼女を励まそうとルームメイト達が誘ってくれたパーティーに参加するも、ボッチになるは車はレッカーされるはと散々な目にあってしまう。
どん底なミアだったが、たまたま入ったバーで素晴らしいピアノの演奏を聞きピアニストに近づくも、そのピアニスト ゼブもクビを言い渡されたばかりで二人はすれ違ってしまう。
それから暫く、パーティーで演奏していたゼブはミアと再会、途端に意気投合した二人は同棲することに。
互いに尊重し合う二人、しかし、自分の店を持つ夢を持ったいたゼブはお金のため自分の意に沿わない音楽をやる事に。
しかし、そのことが二人の関係に亀裂を生じてしまう。
果たして二人の夢はどうなってしまうのか?
さて、本作はミュージカル映画ということもあり、非常に多くの楽曲が演奏されるのですが、どれもノリノリで楽しいものばかり。
だからこそヒットしているのですが~
なお、監督の繋がりでJ・K・シモンズが出演しているのですが、何時「ファッキン、テンポ!」とブチ切れるかわくわくしていました。
まあ、そういったシーンはありませんでしたが、ちぇ。
見どころは前半、ゼブとミアのタップダンス。
ポスターなどのシーンでおなじみのシーンなのですが、本作のダンスシーンでもとびっきり出来が良く、ほぼ一発撮りの撮影、星空がきらめく背景など非常に見応えがあるシーンとなっています。
気になった点はミュージカルの要素が後半に無くなってしまうこと。
楽しかった前半とは打って変わって後半はかなりしんみり来る展開に。
ミアの演技も見事ですが・・
前半を中心にミュージカルの要素が強いため楽しい作品なのですあ、後半はちょっと趣向が変わっているのでアレ?と感じてしまう人も多いかと。
とはいえ、これも映画というもの、楽しいだけではないということを教えてくれたと思います。
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監督の前作、この時は監督は色々病んでいたみたいです。
ともあれ、本作のヒットがあってからこそラ・ラ・ランドが出たと考えれます。