国際犯罪組織のリーダーであるレイブンを追っていた特命係
そんな折、レイブンは失踪していた領事館の令嬢を人質にしていた
レイブンの要求に違和感を感じた右京は独自に捜査を行うが?
鑑賞日 H29.3.6
映画館 セントラル
数年前偉く沢山放送されていたサスペンスドラマ。
とりわけMの国では月曜日の9時からサスペンスタイムとして毎週どちらのサスペンスを見るのか悩ませていました。
が、今年の番組改編にてUMKで長年放送していた月曜ワイド劇場が終了!?
元々テレビ朝日の土曜ワイド劇場を月曜日に放送していたのですが、土ワイの終了に合わせて終了と相成ったようです。
まあ、今のご時世2時間ドラマは大変なのかもしれません。
(Mの国で)裏番組である月曜ゴールデンもテコ入れで8時からになりましたし。
さて、話が逸れましたが、近年のサスペンスドラマで欠かす事が出来ない作品といえば相棒。
人気作故説明不要かと思いますが、数年おきに劇場版が作られています。
劇場版毎に相棒が変わっているのですが・・
気にしちゃだめ?
さて、本作のポイントはレイブン。
国際犯罪組織バーズのリーダー レイブンを追っていた国際犯罪情報事務局のマークは社の伝手で特命係と合同で捜査を行うことに。
レイブンを追っていた捜査員が殺害されるも「天谷克則」という手がかりを手に入れていた。
そんな折、レイブンは7年前に発生した領事館殺人事件の生き残りで同時に失踪していた瑛里佳を人質として身代金を要求、要求を受け入れなかった場合は日本人の誇りが砕け散ると宣言する。
レイブンをテロリストと断定した政府は要求の拒否を決定、一方、人質の映像に違和感を感じた右京は映像を徹底的に解析、レイブンの潜伏先を探ろうとしていた。
同時に天谷克則の人物像を探ると壮絶な生い立ちが判明、彼とレイブンとの関係に憶測が広がるが?
果たして特命係はレイブンを止めることが出来るのか?
そして、事件の真相とは?
クライマックスでは北九州市で非常に大掛かりな撮影をしていることで話題なったこともあり、展開としては第1作目と近いのですが、流石に映画も4作目となるとちゃんと展開も考えられています。
散りばめられた伏線を回収する様はサスペンスの醍醐味というものです。
まあ、細かいところは色々ツッコミどころがあるのは詰めが甘いのですが、許容範囲・・かと。
見どころは中盤、レイブンの潜伏先への潜入。
右京(とその他協力者)の手でレイブンの一味の潜伏先をあぶりだした特命係。
そこで待ち受けていたのは・・?
色んな意味でターニングポイントとなっているシーンとなっています。
気になった点は海外で殺害された法人の扱いが勿体ない事。
色々訳ありで持ち込まれた割には・・いや、ちゃんと意味があったのですが、もっと面白い使い道があったような気がする。
細かいところで惜しい部分はあるものの、大規模ながらちゃんとサスペンス作品として成り立っているのは評価できるかと。
レイブンの目的とそれに対しての特命係の対応も悪く無かったです。
2作目と3作目のこじんまりした感(2作目は官房長官のウェイトが大きすぎましたが)も悪くありませんが、映画はやっぱり大掛かりの方が迫力がありますし。
さて、次の映画版では誰が相棒になっているのかな?
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前作、作品の舞台としては一番こじんまりしています。
展開としては近年のTVシリーズに近いのでうやむやが残ってしまうかも。