最初は乗り気ではなった最高だったが意中の亜豆のために奮起
漫画家として勝負するため二人はジャンプに持ち込みをするが?
公式サイト
観賞日 H27.10.4
映画館 セントラル
日本で最も売れている漫画雑誌といえば~
言わずも知れた週刊少年ジャンプです。
古くは北斗の拳やドラゴンボール、現在はワンピースと誰もが知っている漫画が連載されており、30年近く漫画誌のトップを走り続けている雑誌です。
ドラゴンボールが終了した後の低迷期にGTOでブイブイ言わせていたマガジンが一瞬抜いたという話ですが、都市伝説?それとも?
そんなジャンプにて、ジャンプのトップを目指す漫画家を題材としたのが「バクマン」。
ヒカルの碁やデスノートで知られる大場つぐみ、小畑健のコンビの作品で、本作も大ヒット。
そして最終話はこれ以上のハッピーエンドは無いんじゃないかと思ってしまう程でこちらが恥ずかしくなってしまう代物だったりします。
その後アニメでも好評を博したバクマンですが
何故かコノご時勢に実写映画になってしまったでござる。
取り分け話題になったのが二人の主演。
サイコー役に佐藤健さん、シュージン役に神木龍之介さんという按配だったのですが、配役が逆じゃね?ということでかなり物議をかもした作品となりました。
まあ、二人とも上手いから何とかなるっちゃなるのですが。
ただ、サトケンの高校生は色々限界を感じた!
本作のポイントは漫画家の世界。
漫画の原作者を目指す秋人(以後シュージン)は絵師を探していた所、超上手い絵が描かれていたノートを発見。
持ち主である最高(以後サイコー)にシュージンはコンビを持ちかけるが、サイコーはあまり乗り気ではなかった。
そんな折、サイコーの意中の人である亜豆が声優志望と判明、気が動転したサイコーは自分たちが書いた漫画がアニメ化した暁には亜豆にヒロインの声を演じてもらい、交際すると宣言。
かくして漫画家を目指すことになったサイコーとシュージンはジャンプに持ち込みを行うことに。
そして、そこで自分たちと同じ高校生で連載を勝ち取った天才新妻エイジの存在を知ることになる。
圧倒的な天才っぷりを発揮するエイジに対し、サイコーとシュージンがたどり着いた手とは?
原作がある作品なのですが、色々設定が変わっていたりします。
とはいえ、進撃の巨人ほどではありませんのでそこはご安心を。
ただし、本作の変更点については、あまり良い変更点ではないのですが・・
(変更点については後日まとめます)
見所は中盤、ひらめきのシュージン。
連載を狙う二人に突きつけられた現実。
悩む二人だけど、部活動に勤しむ学生を見てシュージンが何か閃いた!
天才の頭脳が導き出した作品とは!?
個人的には、
眼鏡っ娘はいい!
亜豆を写せ!
っぽい、サイコーが良かったです。
※原作でもあるシーンです。
あと、ジャンプ編集部がかなり再現されているかと。
本当に人外魔境な場所ですし。
気になった点は漫画家の設定がかなりトンデモなこと。
というのも、連載漫画家なのに
アシスタントがいない
という、ビックリドッキリなことになっています。
そのためシュージンもかなり手伝うハメに・・
あれ?絵が下手だからサイコーと組んだんじゃね?
それ以外にも設定を変更したことによる弊害がいたるところに見られ、何とか形になっているけどボロボロというのが正直なところ。
主演の二人は好演しているのですが、逆に見ていて辛くなってきます。
イケメン若手俳優にキャーキャーしたいのであればいいけど、原作のファンだとちょっと辛いかも。
そのため原作を知らない人向きの作品ともいえます。
なお、エンドロールが非常に面白いことをしていますので、最後までちゃんと見ることをオススメします。
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以下駄文。
某氏はアレより100倍面白いと書いてあったけど、個人的にはアレのほうが面白かったりします。