以来タイムトラベルを使うものの間が悪い彼は失敗続き
運命の出会いをしたメアリーとの関係も無かったことにしてしまうが？
公式サイト
観賞日 Ｈ26.12.14
映画館 キネマ館
人間誰もが憧れる能力、タイムトラベル。
しまった！あーすりゃ良かった！と思っても後の祭り・・
そんな後悔もタイムトラベルがあればおさらば！
まさにリセットできる人生が！・・まあ、そんなものは無いのが人生ですが。
本作はそんなタイムトラベルを題材とした話。
タイムトラベルの能力をもった青年がその能力を通じて人生を考えるという恋愛アリ、感動アリのハートフルな作品です。
本作のポイントはタイムトラベル。
一見普通の青年ティムは両親と妹の４人暮らし。
しかし、このティム君
非常に間が悪いお人。
バカンスにやって来た妹の友達に声をかけるものの、タイミングが遅いとフラれ、新年を迎えたときも目の前の居た女性にキスが出来なかったり
（海外では新年を迎えた時に目の前の異性とキスをする習慣がある、リア充死ね！）
まあ「ドラえもん」の”のび太”見たいなヤツです、ええ。
しかし、大晦日は散々だったティムだけど元旦の誕生日に父親から一家の男はタイムトラベルの能力を持っていることを告げられる。
半信半疑ながら父親から言われるがまま試してみると、本当に戻っている！？
かくしてタイムトラベルの能力に目覚めたティムだけど、間の悪さは相変わらず。
その後、弁護士の勉強のため親元を離れたティムはある日チャーミングな女性メアリーと知り合い電話番号を交換。
わが世の春と浮かれるティムだけど同居人の危機を救うためタイムトラベルをしたところ、メアリーとの出会いが無かったことになってしまう。
何とかメアリーと出会いたいティムは彼女の趣味を伝手に奇跡の再開を果たすものの、既にメアリーにはボーイフレンドが・・
しかし、諦めないティムはメアリーとボイーフレンドが出会った夜にタイムトラベルし・・？
ひょんなことからタイムトラベルの能力に目覚めたティム。
なおタイムトラベルの方法ですが
暗い部屋で戻りたい時間と場所を思い浮かべるだけ
引き出しの中のタイムマシンを使ったり（ドラえもん）
高いところからジャンプしたり（時をかける少女）
目覚まし時計が滑ったり（Ｄｒスランプ）
死んだり（オール・ニード・ユー・イズ・キル）
そういった面倒なことは一切不要！
そして何度も戻れる！
実に便利なタイムトラベルだ・・
勿論難点もあるのですが、それが後半のキモになっていたりします。
見所は中盤、ティムとメアリーの結婚式。
待ちに待った晴れの舞台、なのですが天気が思わしくないぞ？
本来ならばタイムリープした戻るべきなのでしょうけど、コレも二人の思い出のため。
アクシデント続きながら実に微笑ましい結婚式になっています。
まあ、違う用件で戻っているのですが～まあいいか。
気になった点はティムが冒頭に惚れた女性の扱いがおざなりになっていること。
冒頭でティムをフッているのですが、中盤に再登場。
実のところティムに気があり、誘惑してくるのですがそこまででした。
折角だから浮気に悩んでも良かったのかも～どうせ戻れるんだし。
（まあこの女性が実は・・というオチもありますが）
中盤まではティムとメアリーのラブストーリーなのですが、後半にかけてはタイムトレベルを舞台にした親子の話になっていきます。
タイムトラベルの欠点に悩みそして決断を迫れれるティム、彼が出した答えとは・・実に当然ながら彼にとってかけがえの無いもの。
コメディの要素が強いものの、感動できるポイントはしっかり押さえているため非常に暖かい作品になっています。
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本作の監督の代表作。
キネマ館ではクリスマス記念と言うことでワイン付きの無料招待をやっていました。
結局いけなかったけどねー
・°・(ノД｀)・°・