未来を変えるためローガンの意識を過去に飛ばすことに
果たしてローガンは未来を救うことが出来るか?
公式サイト
観賞日 H26.5.31
映画館 セントラル
アメコミのヒーローチームといえばやっぱりX-MEN!
超能力者であるミュータント集団が人間に差別されながらも同じミュータントと戦うという悩ましいコミックです。
アベンジャーズ?
いやあいつらはピンで活躍できるし。
ジャスティスリーグ?
まだ映画化すらしていない!
※DCコミック版アベンジャーズ
ともあれ、大人気シリーズとなっているX-MENの最新作が本作。
今まで敵対していたX-MENとマグニートーが共闘する内容のようですが?
本作のポイントはミスティーク
対ミュータント兵器であるセンチネル
ミュータントの能力に合わせて特性を変更し、圧倒的な戦闘能力によりミュータントを虐殺しまくる危険な存在。
そんなセンチネルの要である特性変更はミュータントのミスティークの能力によるもの。
50年前に復讐に駆られた彼女が囚われ、その能力が奪われたことが原因。
そこでプロフェッサーXはマグニートーの助言に従い、過去でミスティークを救い歴史を改変する事に。
そして意識を過去に飛ばすのに精神的なダメージがあるため回復能力を持つローガン(ウルヴァリン)が行うことに。
意識を過去に飛ばされたローガンは若き日のプロフェッサーXと出会うものの、自らの能力に絶望した彼は能力を抑える薬を多用している始末。
果たして彼らはミスティークを救い、未来を変えることが出来るか!?
まあ要するに
ドラえもんということ
あ、ローガンが過去に行っている訳では無いので、設定としてはエムゼロで入学試験に意識を飛ばした話に似ているかも。
なお、過去ではローガンはアダマンチウムを移植される前なので、爪が骨むき出しになっています。
故に本来の彼の力が発揮できないという状況。
先に書いたとおりプロフェッサーXも能力を失っている状態。
ビーストは身体能力がちょっといいだけ
・・なんだ?この無力感
それだけに助っ人として登場するクイックシルバーが反則気味なのですが~
(そういえばマグニートーの息子という設定はどこに行った?)
見所は前半クイックシルバーの活躍
とある事件によりトンでもない場所に収監されてたマグニートー
そんなミッションインポッシブルを可能にするのがクイックシルバーの能力!
超高速で動くため彼の周りはスローモーション状態、その能力がマグニートー、そしてプロフェッサーXを救う!
はいそこ!SPECのニノマエって言わない!
コッチのほうが登場したのが半世紀前だから!
気になった点は全体的にアクションシーンが地味なこと。
まず過去編では何時もは大活躍のローガンが全然活躍できていない!
ぶっちゃげ傍観者となってしまっています。
現代編はセンチネルが強すぎ
絶望の未来ということは分かるけど、幾らなんでもやりすぎじゃね?
意外なほどアクションシーンが無いのでドンパチを期待するとガッカリかもしれない本作。
その分プロフェッサーXが大活躍するので、物語性は十分だと思います。
映画として出なくX-MENが好きな人なら楽しめるはずです。
なおエンドロール後にオマケがあるのでファンなら忘れずに見ること
最初は誰?と思いましたが、ようやくの登場ですか~
- エイジ・オブ・アポカリプス 1 (マーヴルスーパーコミックス)/アンソロジー
- ¥3,292
- Amazon.co.jp
原作でも一度(一度じゃないかも)過去に行っているのですが、その時の惨事により歴史が最悪の方向に改変。
マーベル世界最大の事件に引き金にもなっていたりします。