環境破壊を憂う若者たち
そこで、彼らは石油パイプラインの爆破を決意
人生を賭けた彼らの挑戦が始まる
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240720/23/m-no-kuni/f5/83/j/o0320045215465424519.jpg?caw=800)
鑑賞日 2024年7月14日
映画館 キネマ館
PG12対象
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20100209/00/m-no-kuni/62/e1/g/o0040004010406705541.gif?caw=800)
麻薬使用を思わせる描写
非常に大きな問題になりつつある地球環境の悪化。
とりわけ20世紀は石油の世紀と呼ばれるほど石油が消費され、その結果地球温暖化が深刻化。
特に昨今は世界中で最高気温を更新して世界沸騰化と呼ばれましたが、今年も同様な高温になりそうな気配があります。
とりわけ、これからも長い期間生きていくことになる若者にとっては将来を左右しかねない問題ですが・・?
本作は環境悪化を憂いた若者たちがパイプラインの爆破計画を立てる話。
製作されたアメリカ本土ではテロを助長する作品として話題になったそうです。
ポイント
本作のポイントは行動する若者。
環境保全活動を行っていたソチトル、しかし大企業の環境破壊と近親者の死亡をきっかけにパイプラインを爆破する計画を考える。
ネットや友人らで同志を募り、手製の爆弾を使って破壊活動を行う事となる。
各々アリバイを作り準備を進める彼ら、そして集った若者たちにもそれぞれ思いがあった。
果たして彼らの計画は成功するのか?
本作は爆破計画の進めるパートとメンバーが何故計画に参加するようになったのかが振り返る展開で構成。
緊張感のある爆破計画と現状に絶望した彼らの悲哀を感じるシーンとなっています。
見どころ
見どころは後半、爆破本番。
実際に爆破を行う彼ら、準備を整え爆破と同時に脱出も計画。
まあ、ギリギリでトラブルが入るのはお約束かと。
気になった点
気になった点は各キャラの回想シーンがやや分かりづらい事。
時系列もあっていないので、もっと印象に残る演出が欲しかったろ頃です。
環境活動家によるテロ行為ともいえる本作。
もっとも本作の場合はその根底に大人たちの無理解によるもの。
本作はフィクションですが、現実に絶望した若者が実際行動する可能性も。
先日の暗殺未遂も全くの無関係ではないかと思います、