戦士として認められるために最難関の狩に挑む事になったデク
しかし、彼の考えは甘く瞬く間に絶体絶命に陥る
そんな彼にアンドロイドのティアが協力を申し出るが?

https://www.20thcenturystudios.jp/movies/predator-badlands
鑑賞日 2025年12月1日
映画館 熊本ピカデリー
屈強な米兵が他の星の戦闘民族に次々に惨殺される驚愕の展開だった「プレデター」。
当時のアーノルド・シュワルツェネッガーの人気を象徴する作品の一つではありますが、以降関連作が展開。
(シュワルツェネッガーの出演は1作目だけでしたが)

ゲーム好きなら「エイリアンVSプレデター」が自由に遊べる日を夢見ている人も多いかと。
ベルトタイプアクションゲームの傑作ながら、版権のクリアが最難関とされ、いまだに一度も移植されていません。
さて、本作はそんなプレデターを題材にした最新作。
しかし、今まで圧倒的な強者だったプレデター‥もといヤウージャの戦士ながら、未熟者のようで?
ポイント
本作のポイントは強者となるために。
戦士の一族であるヤウージャとした生まれながらも落ちこぼれとされたデク。
そんな彼を見限った父はデクを処分しようとするが、兄のクウェイだけは彼の可能性を信じ命を引き換えにデクを逃がす事に。
デクは父を見返すため、一族で誰も達成していないカリクスの討伐を決意、獲物がいるバッドランドにたどり着く。
しかし、油断すると真っ先に命を奪われる修羅の星だったこともあり、あっという間にボロボロになってしまう。
そんな時、下半身を失った人型のアンドロイドのティアが足の修繕を引き換えにカリクスの狩を手伝う事を申し出る。
当初は一人での狩に固執していたデクだったが、ティアを道具として使う事でバッドランドを生き延びていく。
一方、ティアと同型のアンドロイドであるテッサは不気味な行動を開始していた。
果たしてデクは無事カリクスを狩る事が出来るのか?
ハッキリ言って今までのプレデターとしても中々雑魚のデク。
バッドランドにたどり着いて早々に武器の大部分とマスクを失い、初っ端から涙目のデク。
下半身を失っても至って気楽で饒舌なティアとはえらく対照的です。

なお、デクの目標であるカリクスですが、実はモンハンのラージャンに似てたりします。
理由は他にもありますが?
見どころ
見どころは中盤、カリクスとの闘い。
デクの目標だったカリクスの狩を挑む事に。
しかし、直前に色々ドタバタしてしまった結果、かなり急ごしらえな状況。
そして、カリクスが不死身という事が印象づけられるシーンでもあります。
気になった点
気になった点は人類も中々クズな事。
そもそもティアもとある理由でバッドランドにやってきているのですが、その目的のためなら犠牲も厭わない。
優秀なサイボーグ軍団の様ですが、その割には結構あっさり・・
後半は人類というかサイボーグ軍団との闘いとなる本作。
準備をする様子は第1作目を彷彿とさせるシーンとなっています。
なお、結構コメディ要素も多く、そういった点でも楽しめる作品となっています。
一応、ラストは次作を匂わせるシーンで終わってはいますが・・?
関連作・・といってよいものか。