「花婿来たる」@キャプラ特集② | 夜遊びする頃を過ぎても

夜遊びする頃を過ぎても

映画を観たり、編みものしたり。←どちらも停滞中。。。
日々の記録帳です。←もはや日々でもなく。

引き続きヴェーラのフランク・キャプラ特集。

「花婿来たる」

Here comes the Groom 


時間が合うので観てみたけど、

これまた面白かった。


パリの孤児院を取材している新聞記者のところへ

長い彼女からの逆プロポーズの手紙が。

彼女の気持ちに応え、自分を慕ってきた戦争孤児を引き取る決意を固めた彼だったが、なんやかんやの用事に奔走してるうちに約束の日をすっぽかし。。。

再開した時には、彼女には御曹司のフィアンセがいた。


ビング・クロスビーが待たせすぎた彼女を追いかけるドタバタロマンチックコメディ。

歌のシーンが印象的で、幾つか名シーンがある。全編コメディなのだが、冒頭すぐ大泣きしてしまった。

この時代のミュージカルはいいなあ〜


クロスビーが彼女に対してちょっと年寄りな気がする若い設定だが、まあ気にしない。

恋敵の御曹司が、めっちゃ好人物なところがニクイ。


彼女からの手紙がレコード型なのも今観ても斬新だし、レコードプレイヤーのホログラムも洒落ている。スターウォーズを思い出す人もいるのかな、マトモに観てないからわからないけど。


時代的な価値観が今とちょっと違うところあれど、基本的に人の良心を信じているお話だから後味が温かい。

楽しい作品だった。