引き続きヴェーラのフランク・キャプラ特集。
「花婿来たる」
Here comes the Groom
時間が合うので観てみたけど、
これまた面白かった。
パリの孤児院を取材している新聞記者のところへ
長い彼女からの逆プロポーズの手紙が。
彼女の気持ちに応え、自分を慕ってきた戦争孤児を引き取る決意を固めた彼だったが、なんやかんやの用事に奔走してるうちに約束の日をすっぽかし。。。
再開した時には、彼女には御曹司のフィアンセがいた。
ビング・クロスビーが待たせすぎた彼女を追いかけるドタバタロマンチックコメディ。
歌のシーンが印象的で、幾つか名シーンがある。全編コメディなのだが、冒頭すぐ大泣きしてしまった。
この時代のミュージカルはいいなあ〜
クロスビーが彼女に対してちょっと年寄りな気がする若い設定だが、まあ気にしない。
恋敵の御曹司が、めっちゃ好人物なところがニクイ。
彼女からの手紙がレコード型なのも今観ても斬新だし、レコードプレイヤーのホログラムも洒落ている。スターウォーズを思い出す人もいるのかな、マトモに観てないからわからないけど。
時代的な価値観が今とちょっと違うところあれど、基本的に人の良心を信じているお話だから後味が温かい。
楽しい作品だった。