隣県の山あいにある医院に初診の日、
医師の治療法に驚いた。
「洗わない」
「何も付けない」
「閉鎖させておく」
そして、痛くない。
D医大病院でやっていた治療と全く逆だった。
あまりに違いすぎる。
あんなに洗えと言われていたのに。
あんなに閉鎖させるなと言われていたのに。
この治療法で治るならば、今まであんなに痛い思いをさせて洗ったり塗ったりして泣き叫ばせたことは何だったのだろう。
もしかしたら、痛くない分治りが遅いとか?
そもそも閉鎖させて感染は大丈夫なの?
医師に尋ねると、
「この方が、早く治るし痕が残りにくい」
「感染はしていない、患部の湿潤環境が適切に保たれていれば感染のリスクが上がることはない」
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と言う。
あまりにあっけらかんと当然のことのように言うのでかえって不安になったが、
この医師のことを信じたいと思った。
「痕、瘢痕拘縮、ケロイドが残るかもしれない。皮膚移植も考えて」
と言う医師より
「痕が残るかもしれないけれど大きくは残らないと思う。皮膚移植は必要ない」
と言ってくれる医師を信じたいのは当然だろう。
この二つは、内容は殆ど同じことを言っているのは分かっているのだけれど。
翌日、朝からまた受診すると、受傷以降初めて「回復している」と思うことができた。
今まで一週間、回復していると感じたことは一度もなかったが、この日は受傷部の大きさこそ変わらないものの、赤みが少なく炎症が治まってきた印象であった。
ますます、この先生にお任せしたいという気持ちが強くなり、シオちゃんにも自信を持って
「痛いことをする病院には、もう二度と行かないよ」
「入院は絶対にさせないよ」
と言うことができるようになった。
医大附属病院というのは、どこでも最新で最善の治療をしてくれるのだと思っていた。
町の医院ではできないような技術で最先端の医療を受けられるものだと信じていた。
しかし今回の件は、必ずしもそうではないと思わせられるような出来事であった。
処置は一日一回。
医院で処置してもらったら次の日まで閉鎖させたまま受診すれば良いのだ。
毎日、朝から準備して隣県の医院まで高速道路で向かう。
三日間は毎日通って、と言われた通りに通院した。
四日目の処置が終わると医師は、
「一度、家で処置してみよう」
と言う。大丈夫、簡単だから、と処置に必要なものを用意してくれた。
穴あきポリ袋、ペットシート、包帯まで持たせてくれた。
左腕の浅い傷にはハイドロコイドの被覆材を貼っていたので、その残りも持たせてくれ、張り替えるように指示された。
二日間、自宅での処置。
うまくできなかったら急に悪化することもあるのじゃないかと不安を感じた。
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年明けの実感もないままに年が明けてしまいました。
我が家では夫は仕事、大掃除もなく、お節つくりもなく、年末特番も観ない、普段と変わらない日です。
私事ですが昨年12月でブログを始めて丸一年になりまして、昨年は本当にブログで関わってくださる皆様のありがたみを感じた一年でありました。
いいね!をいただいたり、コメントをいただいたりすることが、日々の生活を送る上でたいへん励みになり、支えになりました。
ここに御礼申し上げます。
年末より自身の体調を崩しており、思ったように時間が取れずに皆様のブログにコメントをすることができなかったことがたいへん心残りです。
今年は、同じ病気や後遺症などと頑張る方とリアルな世界で繋がることを目標にしております。
ブログでは、脳症の後遺症とマトちゃんの発達について分かりやすく記録していきたいと思っております。
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