プレイングマネージャー、金沢沙耶の闘いは続いています。

その様子は彼女のブログSlowly but Surely!でも伺えます。

 

 

金沢がミッシングピースのマネージャーとして誇れる存在になれるかどうかは

ミッシングピースの存亡にかかわっています。

 

所属継続の俳優たちに金沢同席の場でそのことを伝えてきました。

 

相当なプレッシャーがかかっているはずで、

 

空回りしたり、勇み足になったり。。。

 

勇み足が怖くて、石橋をたたいていたら、

 

私にあれやこれや、とやかく指示され

 

きっと心の中で「今、やろうと思ってたのに~」って言ってるんだろうなと分かっているのですが、

 

私には計画も構想も思惑もいっぱいあるので、乗り切ってもらうしかないのです。

 

mail、line、電話、直接会って、

 

報連相が出来ていない

あれはどうなった

これはこうしなさい

なぜ、そうしたの

あれはどうするつもりなの

 

とたたみかけています。

 

何故やるのか、何のためにやるのかと尋ね続け、

その決断が、その行動が、どんな結果に結びつき、誰にどれほどの影響を及ぼすのか考えているか、問いただしています。

 

先週の金曜日、

帰宅途中の電車の中で、lineを使って彼女に指示をして、

今日はこのくらいにしようと思って、自宅へ歩いて移動しながら、

1日の金沢の行動を振り返っていました。

 

さっきlineで厳しく指導したばかりだから、やめておこうと思っているのに

携帯を取り出しダイヤルしていました。

 

すぐに電話に出る金沢に突然、「プラダを着た悪魔」のアン・ハサウェイが重なりました。

私「お疲れ様。あのさ、『プラダを着た悪魔』見たことある?」

 

金沢「へ?は?あー、あります。『プラダを着た悪魔』」

 

私「あのさ、私に腹立って仕方ないときもあると思うねん。そんときは『プラダを着た悪魔』見て。ほんで、私をさ、メリル・ストリープよりは

ましやろってさ」

金沢「えー、みゆきさんは違いますよ。全然。でも見ます(笑)。『プラダを着た悪魔』」

 

私「そうして。んでさ、本題やねんけど、さっきlineで書けばよかったんやけど、思い出したから言うわ。あのね。。。」

 

「プラダを着た悪魔」は今年の夏、出張先のアメリカ・サンディエゴから帰ってくる時、飛行機の中で見ました。

サイモン・ベーカーの役をもっとちゃんと描いてほしかったこと以外は

大満足の映画でした。

 

(単に私がサイモン・ベーカーが好きなので、描き切れていないように感じたのかもしれません)

 

そう言えば、あの飛行機では時差ボケで全く眠れず、他に「ラ・ラ・ランド」と「マイ・インターン」を見ました。

マイ・インターンではデ・ニーロが見事な太極拳を披露していて、いいなぁ、歳取ったら太極拳やってみようかなと思ったのですが、

 

それからわずか1週間ほどで、伊藤洋三郎が自身の脚本・演出・主演で太極拳を披露する舞台を観劇して、ドキンとして(当時、伊藤はまだ、ミッシングピースの所属ではありませんでした)

 

「ラ・ラ・ランド」では主演のライアン・ゴズリングとエマ・ストーンがダンスやピアノを特訓したと知り、渡米する直前に始めた『歌のレッスン」に

自信を深め、もっと皆に参加してもらおうと感じた、

 

映画三昧の素晴らしいフライトでした。

 

話を戻して、

「プラダを着た悪魔」

 

昨日、クリスマスイブなのに舞台が重なって事務所に寄れない、加藤啓に契約更改の話をするために

マネージャー全員で集まっていたカフェで流れていたのが「プラダを着た悪魔」で

金沢と二人で、「あっ!」

 

金沢「私、昨日、見たんです。そして、今日、ここに来るまでの移動中、『プラダを着た悪魔』を題材にしてblog書いていました!!」

 

私はiPadの保存画像を見せながら

「えっ、私、明日、blogにしようと思って画像だけ先に集めてたよw」

 

偶然なのに、引き寄せてるって思ってしまうのが人間です。

 

私と金沢にとって、特別な映画になりました「プラダを着た悪魔」