バレエ留学 ② | あるがまま 日記

あるがまま 日記

あるがまま ひとり親の今をつづろうと思いました
時折,健忘録になるかと思いますが、物事は練習でカバーできるという自身の調節になると思えます
見てくださった方 ありがとうございます

バレエダンサー時代で経験できたことを、次の世代へ向けたコーチングとしてブログが少しでも力になれると嬉しく思います。


バレエダンサー時代で大変だったこと。


やはり、体型を維持することです。


当時、食べないダイエットが流行していて、

スクール生でも摂食障害になり、親元へ強制的に戻されて帰国をする仲間も数名いました。


スペインからの友達は、優しくて繊細。

そして、意欲的な情熱的な所がアンバランスで踊りでも魅力的な表現ができる素敵な人でした。


上手な、ベテランの人に憧れて真似をして経験を積む10代は、体型や体質、骨格などの事を知り、良さとして活用する。


というより、無理をした真似を続けている傾向があります。


そんな憧れが、余りにも素晴らしくて、

プロで活躍される姿に、劣ることの方が多く感じられて焦りますし、真似出来ないんじゃないのかな?


という事にシンプルに気付けるまで時間がかかります。


それでも若さは勢いと、できるようになるまでの気持ちがアンバランスだからこそ、

長期的には、成長はできるので無理をしてしまう傾向がでてくると偏ってしまい、

バランスを崩してしまうのも速いです。


みるみるうちに、やせ細った仲間に何も出来ないという悲しさは、今でも強く思い返せるので、当時、心配をしていた学生同士で、サポートもしようと心掛けていたのですが、なす術がないくらい無知なんです。


そんな中、冷静に先生方は、対応されていましたし、ダイエットの方法すら分からない。


でも、バレエダンサーは忙しいし、1日動いているので、食べないダイエットは向かないです。


代謝が落ちてしまい、飢餓状態を保つ身体が蝕まれてくることに気付くまで、

体力があるので、まだ出来ると思ってしまう。


私自身も、ダイエットには失敗続きで、

太ったり痩せたりのリバウンドを繰り返していましたし、


舞台に間に合わせれられたらいい。


という単純な体重コントロール続きで怪我も増えます。


そして、レパートリーの多さで、怪我をすると配役から直ぐ外されるので、


何もできないことが恐ろしくて仕方がありませんでしたので、


工夫は考えていけるようになれてたかな?


という感じでした。


食べてダイエットをする大切さは、無月経や、将来、妊娠、出産と繫がるので

予防医療に興味が持てた頃は看護師になれてからですが、


もう少し前から知っていたかったよ。

と思うくらい、知りたい大事な知識です。


そんな摂食障害や無月経になるリスクと隣合わせのダンサーは、およそ、悩んでらっしゃるのではないかなあ、と、自身を振り返ることで、サポートできることに繋がります。


私は、体脂肪9%で妊娠できたことが奇跡かもしれない。


というように、1人息子がいます。


また、体型には日常生活鏡と向き合うダンサーをしていると、毎日見続けては、少しの事でもシビアに感じるものが、妊娠中は太ることが辛かったです。


怪我予防も、当時はクラスを受けることで筋力はつきますが、弱い部分をサポートする工夫の必要性までは拡がっていなかったです。


今では、どうゆう風に使えると、先々繋がるかをサポートしていますが、


看護師として、アナトミーで学んだSkillと、解剖生理学や、クエン酸回路などの知識がパズルのように繋がり役に立つ知識を実戦として活かせるように具体的なサポートを意識しています。


体力の配分も、若さで加減不足やコントロール不足で、


帰宅前に自宅まで戻る体力がないよというくらい、少し昼寝で休息する大切さも知れましたし、


転んでしまうこともありました。


バレエダンサー引退をして、高齢者になると骨格が変形して痛みと戦う先生方もいらっしゃいました。


若い頃ですので、周りのサポートがあり、

バレエクラスが多くなると体力的にも過剰になると思うピアニストが、バレエクラスのピアニストとして、専属ピアニストとしても息抜きをする大切さも教えてくださりました。


バレエダンサーと、バレエクラスのレッスン曲や、バリエーションなどを好きに弾かせて頂くことで、踊り手に合わせた配分も、

自然と覚えていく経験としても活かされました。


また、海外は、お水も水道水で飲めないです。

購入をして、食事も、日本食のように、

ヘルシーではないですし、美味しくないです。


美味しく食べれるように、栄養価の高い、食材を実際、歩き回り教わりました。


英語も出来ませんでしたので、お金の使い方から覚えていく学生でしたので、


首にぶら下げて、教わり費用を支払う外国人の私をみて、親切にしてくださりました。


ポンドと円の違いも、銀行の職員さんが、

予測してくださり、カバーしてくださってました。


家賃の支払いも段階を経て行きます。


初めはシスターが運営する寮生活でした。

慣れてから、自分自身で探して直接交渉を経て、部屋を契約でお借りする事ができるようになります。


まず、日常生活に慣れていくことが大変で、

初めは、イースターホリデーで、ハロウィンの日にお化けに仮装したイギリス人に追い掛けられて怖い体験をして、


英語が話せないので、ひたすら泣くことしか出来ませんでした。


そして、日本駐在で仕事をされている方が日本語で見過ごせない、放ったらかせないよと、手伝ってくださる親切に胸が打たれるほど感謝しました。


寮では、多国籍の仲間に、物を盗られる洗礼を受けて、シスターは、日本とは違うルームやマナーを伝えてくださってるんですが、


多分、これは、怒られてるんだろうね?


と、理解するのは1年くらいで分かるくらいだと思います。


現地になれることも大変だけど、バレエダンサーにとって必要なことは、アスリートに近いと思います。


ここまで読んで下さりありがとうございます☺