この手の作品が多くないかい、
なんて思いながらも
シネ・リーブル池袋へ
 
ハロルド・フライのまさかの旅立ち
 
 
予告編を見るなり、
あれれ??
君を想い、バスに乗る とかに
そっくりじゃないか??
 
しかし実際の本編はそうではなかった、
なかったからこそ、
この予告編や邦題は頷けないなぁ
ちなみに原題は、
ありえない巡礼、だそうだわ
う〜ん、どちらも微妙かぁ
 
さて、ご隠居老人ハロルドは
妻と二人でのどかに、
というよりも、ぼんやりと暮らしている
 
ある日クイーニーという旧知の友から、
今はホスピスにいるという別れの手紙が届く
 
過去の因縁があるハロルドは
妻に相談して返事を書くものの、
どうにもモヤついて投函できず
ウロウロしていると
ある店の店員が自分の叔母を例にとり、
固く信じれば末期がんだって
心が通じて救いとなる、
とハロルドを励ます
 
その言葉に背中を押され、
ハロルドはそのまま800kmもある
ホスピスに向かって歩き出すのだった〜〜
(東京からだと四国ぐらいまでの距離かな)
 
で、その道すがら、
思い出すのは一人息子のことで
これが彼には負いきれない重荷となっていた
 
一方残された妻にとっては、
ハロルドの背負い込む思いや
次第にSNSで話題になる様子なんかに
イライラが爆発して〜〜〜〜
っていうのが、なかなか面白い展開
途中で同行する犬が不細工で笑える〜
 
先にあげた君を想い、バスに乗る 
とは似て非なる群衆の扱いで
これはやっぱり予告編の先入観は邪魔か
 
老人のロードムービーは多くて、
 家(うち)へ帰ろう 
なんていう重たいのもあるが
やっぱり若い時の旅とは意味合いが違うのだね
 
人生の締めくくりという重みとか
多くの人生の積み重ねが、
旅先での出会いを変えていくのだろうか
 
今日観たもう1本
告白 コンフェッション
もそうだったけど、
どうもポスターや予告と違う、
軽妙ではなく、案外ずっしりで
そういう作品は宣伝が難しいのかねぇ
 
それにしてもイギリスの田園風景の中を
着の身着のままで歩き出して歩き通す、
いいなぁ、
日本でもできるだろうか
実はやってみたいhaha 、
仕事を完全に辞めたら
東海道を踏破したい、
徒歩で京都へ行きたいのだっっっ
 
 
 

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