一念発起して朝イチの回へ
グランドシネマサンシャイン池袋にて
 
 ベルリン・天使の詩
 
 
haha はよくバイト先の施設で、
高齢者さんたちとストレッチをするが
その際、肩甲骨を意識してもらうために
キューピーちゃんの話をする
あの羽の生えているところを動かそうとね
そもそも人間はみんな天使で
背中に羽があったのに、
あんまり悪いことばかりするから
怒った神様が羽をもいでしまったので、
今のこんな肩凝りばかりの人間になってしまった〜
しっかり動かせば、また飛べるようになるかも、
なんてね
(肩凝りについては今作ったんだけどっ)
 
さてさて本題、
この作品はリアルタイムで観ているが
話そのものは結構忘れていた
 
ベルリンの街、
守護天使のダニエルとカシエルは
人々に寄り添ってその心の声を聞く
二人はいにしえよりこうして漂い、
人間を見守っている
 
戦争体験を思う老人、
生活苦を嘆く母親、
役柄を心配する俳優…
 
時にはその姿が見える子どもたちと
視線を交わす事もある
 
そんな中でダニエルは
サーカスの空中ブランコ乗りの
マリオンに寄り添う
 
マリオンに心惹かれたダニエルは
自分の悠久の時を捨てても
地上に降り立ちたいと考え始める
マリオンも得体の知れない思いを抱き、
夢の中で出会った人物を求め始める
 
一方、ベルリンでの映画撮影が始まり、
主演のピーター・フォークは何かを感じて
見えないダニエルに語りかけるのだ…
 
とにかく人間愛に満ち満ちていて、
35年ほど前に観た自分よりもきっと
その愛に気づいていると思う
 
がしかし、不思議なのは、
マリオンが出かけるライブのシーン、
パンク風の歌手が歌っていて
観客の中に日本人女子もいる、
これははっきり覚えていたのだが
この作品だとは思わなかった〜
この時の歌詞、
字幕あった気がしたんだけどなぁ
今回はなくって残念だよ、
こういうのって結構あるけどヤダねっっ
 
マリオンの曲芸のシーンも記憶にあり、
それもこの作品とは思わなかったのだが
ただただ女優さんがホントにやってる〜
っていう驚き、
どう見ても吹き替えじゃない、
絶対に本人だよな、
なんて目を凝らしたっけ 
 
歳月を経ての PERFECT DAYS 然り、
この監督の人間に向ける眼差しの温かさ、
ずっと変わらないのね〜
 
で、知らなかったのだが、
この作品には続編があったのだ
これは是非とも観たいわっっ
新文芸坐あたりで上映してくれないかなぁ
 
それにしても、
ピーター・フォークが良かった
コロンボを見てきた世代には
かなり嬉しいよね
オチも抜群だし〜
是非今の若い方々も楽しんでおくれよねっっ
 
 
 
 

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