VORTEX ヴォルテックス ☆ 確固たる作家性

夕方の新幹線なので それまでに２本という強硬策で アップリンク京都へ急ぐ   VORTEX ヴォルテックス     さすがに１４０分超えはキツいか、 居眠り覚悟の作品だったが これはまた微妙な、睡魔よりも腰痛？？   前回も来たことのある綺麗なシアター、 サービスデーで賑わっている まだ新しく椅子も綺麗なのだが、 革張りなのか、身動きすると音がする 前の方だからあまりゴソゴソもできない が、腰というよりも左脇が痛くなってくる いやぁ、正直キツかった   夫は映画に関する本を執筆中、 心臓を患っており薬も手放せない 妻は元精神科医で自分の薬も処方、 認知症の兆候が見られたが あれよあれよと進行している   そんな老人の二人暮らし、 妻が大事な原稿を捨てようとしたり ガス栓を開きっぱなしにしたり、 心臓にさらに負担がかかる夫だが 一人息子が心配してやってきても、 大丈夫の一点張り   しかし大丈夫なはずもなく、 この息子自身にも大きな問題があった…   ってことで、 この展開だけでも結構面白いのだが 注目されたのはこの作品、 画面が二分割されていて 二人のそれぞれが同時進行する仕組み   なので例えば、 夫が風呂に入ってる間に 妻がその原稿を片付けて… なんてことが一目瞭然   この監督はどうやら この手の実験的手法が好きらしく それで有名なんだって でもその分、 もうちょっと短くてもいいんじゃね？？   それでもこの老夫婦という運命、 切なく苦しい現実、 どこの国でも苦労する子の介護負担 重たい問題鮨詰状態に明るい兆しなし   先に観たほかげとは 真逆ともいえる結論か 老人と向き合うか子どもに託すか いやもちろん、 そんな単純な比較じゃないんだけど   なかなか考えさせられた 強引２本立てだったな   で、その後京都駅に辿り着き、 東京行きの新幹線内で おにぎりを食べてのこの記事〜 実はこの後、 東京駅から銀座へダッシュして 佐竹律香さんのライブなんですね その上さらに、 明日は早番バイトで４時半起きなり いやぁ、すごいな自分、 普段がサボり過ぎてるから 一層偉そう？？？   さ、残り少ない新幹線時間、 のんびりしよっと〜〜〜      
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