好きなNBA選手紹介 マイケル・ジョーダン その4 | かつぼうさんのブログ

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レッズの事はもちろん、最近ハマっている音楽や我が家の飼い猫、
大好きな歴史の事等を「軽い暴言」を含めて(笑)書いていこうと
思っています。なにとぞ生暖かい目で見て下さい。

マイケル・ジョーダン(以下MJと記載)の紹介、その4です。最初の現役復帰からですね。

 

1994~95年シーズンの途中で現役復帰しましたが、その際の背番号は45番。これって、本人の希望でしたっけ?23番は登録上は永久欠番になっていた為、チーム(リーグ)が使用を認めなかったんでしたっけ?

 

ホーレス・グラントが抜けてスコッティ・ピッペンが引っ張っり続けたシカゴ・ブルズは47勝35敗と、久しぶりに勝率6割を切っていました。ですが、もちろんプレーオフには進出。緒戦の相手であるシャーロット・ホーネッツは3-1で下しましたが、カンファセミのオーランド・マジックには2-4で敗れました。この頃のオーランドに、アンファニー・ハーダウェイとシャキール・オニール(以下、シャックと記載)という若き2大スターが居た事を言っている所は多いですが、ブルズから移籍したホーレス・グラントが在籍していた事を忘れてはいけません。試合に先駆けて、ブルズを徹底的に研究したのでしょうね。

 

この時は相手にスター選手が居たという事より、ミスが多かったMJにバスケ勘が戻っていなかった事を指摘している所が多いですね。ま、無理もありません。2年近く、野球をしていたんですからね。むしろいきなりバスケに戻ってNBAの試合に出られているって事自体が、めっちゃ凄い拍手です。

 

ただ、MJはこの敗退が本っ当~に悔しかったのでしょう。オフに、例年よりも早く練習を再開。撮影がスタートしていた自身の主演映画カチンコ(スペースジャム)の撮影場所脇に、筋トレが出来るジムとバスケットコートバスケ( 通称:ジョーダンドーム ) を作って練習。他のNBA選手に練習参加を呼びかけ、これにピッペン、パトリック・ユーイング、レジー・ミラー、シャック等が応じました。参加した他チームの選手達はバスケに戻ったMJを見て研究したかったのでしょうが、個人的にはMJが彼らとプレーできた方が大きいと思っています。特にシャックは、この1年後に手痛い恩返しガーンをされましたっけね。

 

 

そして迎えた1995~96年シーズン。グラントが抜けて層が薄くなっていたPFにデニス・ロッドマンを迎えた事で出来た、ジョーダン/ピッペン/ロッドマンというNBA最強のトリオドンッが注目(↑)されましたが...。それ加え、史上最高の6thマンの一人トニー・クーコッチ乙女のトキメキ、前所属のLAクリッパーズで「ハリウッド・ハーパー」と言われた実力者ロン・ハーパー乙女のトキメキを忘れてはいけません。そして彼らが在籍していたブルズは.....。

 

めっちゃ強かった炎です

 

レギュラーシーズンで72勝10敗で、プレーオフを合わせると87勝13敗。公式戦の勝率が87%!記録を一回見ただけでは「間違いなんじゃない?」と思う程勝った

 

1995~96年シーズンのシカゴ・ブルズをNBA史上最強キラキラのチーム

 

と本ブログは認定しています。このチームは73勝9敗を記録した翌年の2016~17年シーズンのゴールデンステイト・ウォリアーズ(スプラッシュブラザーズに加えKDが入った)より強いと、個人的には思っています。この件については、本ブログでの異論は一っ切認めないです。異論は他所でどうぞ。

 

 

↑NBA史上最強のスーパーチームの雄姿です。めっちゃカッコいいですね!

 

このシーズンはトロント・ラプターズとヴァンクーバー・グリズリーズ(現メンフィス)の2チームがNBAに加わり、HIV感染で現役引退をしていたマジック・ジョンソンが現役復帰!リーグ拡張とスーパースターである2人のMJの復帰に、NBAが益々盛り上がりアップました。2人のMJはレギュラーシーズンに対戦し、NBAファイナル並みに盛り上がったそうですね(かつぼうさんは知らなかった)。MJもマジックの復帰を本当に喜んだそうです。

 

↑にも書いた通り72勝10敗という、むしろ「負けた試合を見れた方が凄いんじゃね?ニヤリ」とさえ思わせるレギュラーシーズンを終えました。MJはこのシーズンでも得点王まじかるクラウンとなり、伝説の選手ウィルト・チェンバレンの7回を抜き単独首位になりました。そして迎えたプレーオフ。東カンファレンス決勝の相手は、前年敗退させられたオーランド・マジック! この対戦は.....。何と、ブルズの4勝0敗!前年の借りを返したいブルズが勝つだろうなとは思っていましたが、まさかスウィープ炎だとは思いませんでしたね。シーズン前の練習に参加したシャック、本っ当~にMJからあまりに手痛い恩返しガーンをされてしまいましたね。

 

この年のNBAファイナルの相手は、シアトル・スーパーソニックス。エースのショーン・ケンプに加え、ガードのゲイリー・ペイトン、ドイツ人コンビデトレフ・シュレンプ&フランク・ブリコウスキー等の好選手が居たソニックスはとても強く、彼らもレギュラーシーズン64勝(18敗)と勝率が8割近かったのですが.....。相手があまりに悪すぎでしたね。いや、むしろよく2回も勝てたなと思うべきでしょうか。尤もソニックスが2回勝ったのは、(言い方が悪く本当に申し訳ないのですが)ブルズが3連勝して少々気が緩んだてへぺろからかな?と思いますが.....。

 

シカゴに帰って開催された第6戦は、奇しくも父の日。ロッドマンが19リバウンド獲得の大暴れ。MJも22得点7アシストと頑張り、ブルズが4度目のNBA王者まじかるクラウンとなりました。

 

 

今回はここまでで~す。最強だった1995~96年シーズンのブルズの記事は、丁寧に書きたかったのであまり進みませんでしたね。以下これまでの逸話です。

 

 

・95年のプレーオフ敗退ですが、HCのフィル・ジャクソンは「MJのバスケ人生の中で、最も苦い経験だった筈だ」とコメントしています。MJ自身も「皆が期待してたレヴェルまで戻らなかった」とコメントしています。

 

・1995~96年シーズンのブルズのレギュラーシーズンの連敗はわずかに1回( それも2連敗 )。連勝記録は何と18(!!!)です。もう頭がおかしい強さ(意味不明)です!

 

・96年のNBAファイナルですが、始まる前にソニックスのガード/ゲイリーペイトンが余計な事を言ってしまったそうです。「キングはキミ(MJ)だ。でも、勝利は貰うよ?」。こういうのって「MJに火をつけるだけ」ってのが、わからなかったんですかねぇ?

 

・96年のNBA優勝を果たした試合は、父の日の開催。優勝が決まった時、MJはボールを抱きしめてフロアに倒れ込み号泣しました。あのシーンを見ていたファンは、皆もらい泣きしたでしょうね。

 

・同シーズン、MJはレギュラーシーズン、オールスター、プレーオフ全てでMVPを獲っています。素晴らしい活躍でしたね。

 

・復帰後は、一度目の引退前より少し優しくなっています。これは野球での苦い経験(どんなに必死に頑張っても出来ない事がある)からきているみたいです。

 

・後期3連覇の控えメンバー、スティーヴ・カー(現ウォリアーズHC)は、キャンプからMJには結構反抗的だったそうで....。よく殴られたそうで、顔に痣があったのが珍しくなかったのだとか。今だったら大問題ですよね。ってゆーか、当時でも大問題か?