TBSサンデーモーニングでの張本勲の問題発言(と言うか、暴言)が話題になっています。東京オリンピックで金メダルを獲るという偉業をした女子ボクサーに対して、
「女性でも殴り合いが好きな人がいるんだね。見ててどうするのかな? 嫁入り前のお嬢ちゃんが顔を殴り合ってね。こんな競技好きな人がいるんだ。」
とコメント。当然ですが、ボクシング連盟から苦情が入ります。発言が注目され慌てたのか、本人が謝罪コメントを出しています。
「私は元々ボクシングが大好きで、白井義男さんやファイティング原田さんが世界チャンピオンになった時に、飛び上がって喜びました。今回、入江選手が金メダルを取った時も、飛び上がって喜んでいました。今回の私の発言は言葉が足りませんでした。入江選手の快挙を称えると共に、自分も金メダルを取れるのではと思って、ボクシングをやる女性が増えてほしいということを本当は言いたかったのです。言葉足らずで反省しています。」
断じて「言葉足らず」では無いですよね。これ以上ないくらい自分の言葉で、女子ボクシングを否定しています。問題発言では「快挙を称えて」いませんし、「ボクシングをやる女性が増えてほしい」というニュアンスを感じる事が全く出来ません。
今回は全国的に注目が高かった東京オリンピックの話題だったので注目されましたが、張本は普段から暴言に近いコメントをバンバン言っています。これまでの発言からわかるのは
張本は「自分が一番だ」と思っている事
、そして
自分がプレーした日本のプロ野球以外は否定的
な事です。野球はアメリカが発祥ですが、その本場アメリカのMLBだって否定的です。サンディエゴ・パドレスで活躍しているダルビッシュ選手とは何度もやり合っていますよね。サッカーのカズに対す暴言もありましたが、自分が知らないスポーツに対しては
「こんなもんのどこが面白いんだろうね?」
とコメントする事が多いです。もうこれまで何度も何度も炎上しています。ですが、これまで改善される事は全くありませんでした。ほとぼりが冷めると、また別の暴言です。
張本には、日本の野球以外のスポーツに対する敬意が全く無いです。碌な知識もないでしょう。(ま、そんな爺さんにコメントを求める方も間違っていますがね) だから、あんな発言を何度も何度も続けるのです。あと、(もちろんそうでない人もいますが)年齢的な要素もあるでしょうね。あの年代の男性は、女性軽視を何とも思っていない人も多いでしょうしね。
ただ、この問題発言は張本だけの責任ではありません。何もフォローしていないMCである関口宏も悪いですし、そもそも問題発言を続ける爺さんを起用している番組が一番悪いです。炎上したのを、数字が稼げたと喜んでいるふしもありますからね。
15日朝の放送では、驚いた事に張本本人ではなく女性アナウンサー(唐橋さんと仰る様です)が番組の謝罪コメントを読み上げました。関口宏はできもしない「私も会話の途中でも間違いを正せば良かったと反省させられました。」とコメントし、後をふられた張本は「「今回は、言い方を間違えて反省しています。以後気をつけます。」です。この爺さんは、この期に及んでもまだ謝っていないんです。それから、
この爺さんが「反省」して「以後気を付ける」事は無い
です。ほとぼりが冷めたら、また暴言をいいます。何だか番組も存続しそうな雰囲気で、関口も張本も起用され続けます。
この番組への期待はやめてください。残念ながら、無駄です。
↑暴言王
今回の騒動で株を上げたのは、フリーアナウンサーの唐橋さんだけですね。今回初めて年齢を知ったのですが、あの容姿であの年齢はあり得ません、お綺麗ですね。