『DANCING UNDERCOVER』 RATT | かつぼうさんのブログ

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お騒がせレッズサポーター・かつぼうさんのブログです
レッズの事はもちろん、最近ハマっている音楽や我が家の飼い猫、
大好きな歴史の事等を「軽い暴言」を含めて(笑)書いていこうと
思っています。なにとぞ生暖かい目で見て下さい。

皆さんもよくご存知の、LAメタル屈指の人気バンド 「 RATT 」 (以下、同バンドと記載)の好きなアルバムを紹介します。


皆さんにとって 「 RATT 」 と言うと、どのアルバムを思い浮かべますか?やはり初期の作品だと思いますが、一般的にはやはり、『 OUT OF THE CELLER 』アルバムになるのかな?私ももちろん 『 OUT OF ~ 』 アルバムは好きですが、個人的にはこっちの方を良く聴きました音譜


今回紹介するのは、RATTの3rdアルバム 『 DANCING UNDERCOVER 』 (1986年作品、以下本作と記載)です。


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かつぼうさんの本作押しの理由?かつぼうさんがアメリカ留学にしていた時にリリースされた事も大いにありますが、やはり一番大きいのは「アルバムを通しての楽曲の良さ」ですね。熱心なファンの方には申し訳ないですが、同バンドで一番穴が無いアルバムは本作だと思います。


アルバムの音ですか?短く言えば 「 ノリ命の一本調子 」 ですかね(失礼?)。アルバムの最初から最後までの10曲は、見事に同じ様な曲が並んでいます。それでも聴けたのは、バンドの勢いと、上にも書いたとおり曲の良さラブラブですかね。アルバムを通して聴いても、全然飽きません。


この頃の同バンドですが、マジで洋楽HRではボンジョヴィさんに次ぐ人気でしたよね。白蛇さんやEUROPEより人気は高かった(すぐに抜かれましたが{涙})と思います。


ギタリスト2人の人気が非常に高く、冗談抜きでギターキッズやバンドをやっている人達に限定すれば、ボンジョヴィさんを凌ぐ人気だったかもしれません。


本作の参加メンバーは以下の通り。


スティーヴン・パーシー(vo.)

ウォーレン・デ・マルティーニ(g.)

ロビン・クロスビー(g.)

フォアン・クルーシェ(b.)

ボビー・ブロッツァー(ds.)


まぁ、不動のメンバーと言えますね。この中では、ギタリストのロビンが故人。亡くなったのは2002年。もう一回り(12年)経っちゃったんですねえ。


あ、自慢ですが(笑)、かつぼうさんは本作を日本での発売日よりずっと早くアメリカで聴いています。友人にマジで裏やましがられましたっけ。



以下、全曲紹介/感想です。



① DANCE ・・・ イントロがマジでカッコいい、直球勝負のロック曲。ある意味、アルバムの一曲目にこれほど合う曲も無いでしょう。この曲にドライヴ感を与えているのはベースです。フォアン、いい仕事しています。


http://www.youtube.com/watch?v=plnVbaoF0nQ


メンバー全員が若くカッコいいですが、特にベースのフォアン。↑のyoutubeリンクのPVでハデにベースを振り回していますね。ステージアクションはピカイチでとってもカッコいいですが、あれって、実際ライヴでもやっていたのでしょうか?


② ONE GOOD LOVER ・・・ ①が終わると、間髪をいれずにこの曲のイントロが流れ始めます。ってか、このアルバム全体が「曲間」というものがありませんが(笑)。カッコいいギターリフが心地よい、ミドルテンポのロック曲です。曲のラストのシャウトも聴きどころです。


③ DRIVE ME CRAZY ・・・ 歌詞がとってもエッチな(笑)、これもミドルテンポのロック曲。文字通り、ドライヴに合う一曲です。


④ SLIP OF THE LIP ・・・ 4曲目にして雰囲気が少々変わり、スロー&ブルージーな曲を楽しめます。この曲も、歌詞がとってもエッチ。


⑤ BODY TALK ・・・ 今でもこのスリリングなイントロを聴くと、鳥肌が立ちます。アルバム屈指の疾走感を持つこの曲を、個人的には本作のみならず同バンドのベストソングだと思っています。同バンドには珍しい2バスドコドコの曲で、なんちゃってドラマーなので曲の終わりドラムの裏打ち辺りは聴き入ってしまいます。


http://www.youtube.com/watch?v=3wLrvP94rw8


↑、カッコいいですよね!同バンドのステージ映え/ステージアクションは、本当にカッコいいです。


⑥ LOOKING FOR LOVE ・・・ 後半一発目は、ミドルテンポのロック曲。高校時代、この曲のイントロをギターで練習しました。この曲もベースが良いです。


⑦ 7th AVENUE ・・・ ユニゾンしたギターとベースのリフがたまらない、同バンドの隠れた名曲。このギターも少し練習したっけなぁ。


⑧ IT DOESN'T MATTER ・・・ ある意味、この曲が本作で一番「RATT'N ROLL」なんじゃないかな?と思う、どうしようもなくRATTなゴキゲンなロック曲です。歌メロが秀逸。


⑨ TAKE A CHANCE ・・・ この曲の聴きどころは歌メロですね。一回聴けば、二回目からはサビは歌えます。ギターソロもカッコいいです。


⑩ ENOUGH IS ENOUGH ・・・ 同バンド屈指の名曲「BACK FOR MORE」にも似たイントロから始まる、これまたゴキゲンなロック曲。サビでいきなりメロディアスになるのが良いのですが、その立役者はべーすです。後半は早口言葉みたいになります(笑)。


http://www.youtube.com/watch?v=bDs9aweUAX8



改めて聴き直しましたが、やはり個人的には同バンドの最高傑作ラブラブです。フルアルバムでは本作と次回作「REACH FOR THE SKY」しか所有しておらず、他にはベストアルバムを所有。今では聴けませんが、高校時代に音楽仲間にダビングしてもらったカセット(時代感じるでしょ?)が実家のどこかにある筈です。