『 INFINITE 』 STRATOVARIUS | かつぼうさんのブログ

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お騒がせレッズサポーター・かつぼうさんのブログです
レッズの事はもちろん、最近ハマっている音楽や我が家の飼い猫、
大好きな歴史の事等を「軽い暴言」を含めて(笑)書いていこうと
思っています。なにとぞ生暖かい目で見て下さい。

最近音楽の記事を書かなくなりましたが、メイン(?)のサッカーの記事でも愚痴が多くなって叫び(笑)きました。J1リーグも中断期間に入ったので、ここらで健全な音楽の記事(笑)を書こうと思います。


今回は何回か記事を消滅しょぼんさせてしまい(涙)、再度記事を書くモチベーションが中々上がらなかったバンドの紹介です。


今回紹介するのパワメロの老舗とも言えるバンド 「 STRATOVARIUS 」(以下、同バンドと記載します) で、 アルバム名は 『 INFINITE 』(以下本作と記載、2000年作品) です。



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同バンドはフィンランドフィンランド国旗出身で、ティモ・トルキというギタリストにより結成されたバンドです。私が同バンドを知ったのは90年代初頭。ですが、今回紹介するので少々調べたら、バンド創設は何と1982年だそうです。(大体わかると思いますが)バンド名の由来は、ギターの種類の一つである「ストラトキャスター」とヴァイオリンの種類の一つである「ストラディヴァリウス」をくっつけたものです。


本作リリース時のティモ・トルキ以外のメンバーは、ティモ・コティペルト(vo.)、ヤリ・カイヌライネン(b.)、イェンス・ヨハンセン(key.)、ヨルグ・ミヒャエル(ds.)です。同バンドをあまり良く知らないHM/HRファンでも、キーボーディストピアノのイェンスを知っている人は多いですよね?そう、イングウェイのバンドでもプレーしていたあの人です。


彼らが出している音は、典型的なパワメロ音譜です。少々シンフォニックなのは、やはりイェンスが在籍しているからでしょう。そう言った意味では、シンフォニックメタルにも影響を与えていると言えるかもしれません。シンフォニックな所以外は、私も大好きでアルバムを数枚紹介している「IMPELLITTERI」に似ています。頑なに音楽性を変えない所も、似ている気がします。


バンドを長く引っ張ってきたティモ・トルキが最近バンドを抜けました。一度解散させたのですが、他のメンバーが新しいギタリストを迎えてバンドを存続させています。難しい判断だったでしょうが、好きなバンドなので存続は嬉しいです。


でもギタリストはティモ・トルキでない。少々不安でしたが、今年でたばかりのアルバム「NEMESIS」(通算13枚目のアルバムだそうです)は、ティモ・トルキ在籍時のアルバムにも劣らない素晴らしい作品キラキラです。現在聴き込んでいる最中音譜です。いつになるかはわかりませんが、アルバム「NEMESIS」も必ず紹介します。



以下、全曲紹介です。



① HUNTING HIGH AND LOW ・・・ 前に紹介したa-haの名曲のカヴァー曲ではありません。ギターとキーボードのユニゾンの爽やかなイントロが印象的な、アップテンポのロック曲です。サビの歌メロがとても良く、欲を言えばギターをもう少し聴きたかったと思いましたが、これも「楽曲重視」であるが故でしょう。カッコ良いプロモーションヴィデオがありました。↓に貼りますね。


http://www.youtube.com/watch?v=9-4Gm6VG4O0


② MILLENNIUM ・・・ イントロからいきなり疾走する、アップテンポのロック曲。2バスドコドコの16ビートは元ドラマーとしては好きですが、ちょっと直球すぎるかな?とも思います。ですが、①と③が名曲なので、これで良いとも思います。


③ MOTHER GAIA ・・・ ピアノのイントロが美しいバラード曲。泣きのメロディがハンパない、素晴らしい曲です。4分あたりからの展開も素晴らしいのですが、この曲の聴きどころは曲の後半のインスト部分です。まさにメロディの洪水です。8分という長さを全然感じさせない名曲です。


http://www.youtube.com/watch?v=s_XnF0ZGHSo


④ PHEONIX ・・・ ①に勝るとも劣らない、正統派ロック曲。兎に角、イントロからバリバリ(死語)にカッコ良いです。サビ前のスネア連打~サビの歌メロは、わかっていても鳥肌が止まらないカッコ良さです。この曲も6分以上長さがありますが、全然感じさせません。


http://www.youtube.com/watch?v=lm3xPbwqUes


⑤ GLORY OF THE WORLD ・・・ この曲もミドルテンポの疾走感溢れる良いロック曲ですが、この曲に関しては主役はイェンス。素晴らしいキーボードが堪能できます。かつてあのイングウェイと張り合っただけあります。


⑥ MILLION LIGHT YEARS AWAY ・・・ 爽やかやイントロが耳に残る、ミドルテンポのロック曲。本作にはこっ派手な疾走曲が多くこの曲は地味な方ですが、聴き込むと良さがわかる「骨太なロック曲」です。サビの歌メロが素晴らしいです。


http://www.youtube.com/watch?v=bBRYILfhpqk


⑦ FREEDOM ・・・ これもイントロが爽やかで、そのまま疾走する「爽やか疾走曲」です(笑)。前向きな歌詞もですが、ギターとキーボードのバトルも良いです。緩急が付いた曲の展開も心地よく、アウトロまで爽やかに疾走します。


⑧ INFINITY ・・・ 大仰なイントロが印象的なこの曲が、本作のハイライトでしょう。イントロが終わるとアコギだけになったり、Bメロのドラムが裏打ちになったり、疾走感溢れる部分があったりと、かなり大胆な変化がある曲です。この曲は、何と9分以上ある大作です。


http://www.youtube.com/watch?v=p5V8niow0EA


⑨ CELESTIAL DREAMS ・・・ アルバムのラストを飾るのは、オーケストラをバックにティモの歌唱力が存分に楽しめるバラード曲。壮大さがあり、アルバムの〆に相応しいです。それ故に、日本版ではボーナストラック⑩があるのが本当に残念!



同バンドも他に何枚もアルバムを持っています。追って紹介していきます。