『 THE FINAL COUNTDOWN 』 EUROPE | かつぼうさんのブログ

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お騒がせレッズサポーター・かつぼうさんのブログです
レッズの事はもちろん、最近ハマっている音楽や我が家の飼い猫、
大好きな歴史の事等を「軽い暴言」を含めて(笑)書いていこうと
思っています。なにとぞ生暖かい目で見て下さい。

実は昨日、パワメロの老舗バンド 『 STRATOVARIUS 』 の紹介記事を書こうと思っていました。以前 「 a-ha 」 を紹介した時のアルバム名&曲名繋がりでです。


ですが、また記事のアップに失敗(笑)。長時間かけて書いた力作の記事が、一回の操作ミスで綺麗サッパリ無くなりました(涙)叫び。忘れた頃にやってくるこの事故(笑)、何とかしろ!オレよ!



と言う訳で、最近ブログの音楽仲間さん達で何かと話題(でもねーか)の 「 EUROPE 」(以下、同バンドと記載) の3rdアルバム 『 THE FINAL COUNTDOWN 』(1986年作品、以下本作と記載) について書きます。正直、本作は本ヘナチョコブログで紹介する事はないだろうと思っていた作品です。



かつぼうのブログ-erp01


以前書いた同バンドの4thアルバムの紹介記事 ( http://ameblo.jp/m-katsubou/entry-11299348273.html ) やブログ仲間さん達へのコメントで、私・かつぼうが本作にあまり好感を持っていないのはおわかりかと思います。言葉を選ぼうとは思っていますが、いちいちトゲがあると思います。同バンドに関しては本作が唯一絶対爆弾だと思っている方は、読まない方が良いかもしれません。



本作は上記の通り1986年にリリースされましたが、その1986年は私・かつぼうがアメリカに留学していた年。アメリカで本作が大ヒットしていたのを見て、最初は「私も好きなEUROPEをアメリカが知ってくれて嬉しい」と思いました。ですが、自分で購入(まぁ、例によってミュージックテープですがね)する前に買った友人に本作を聴かせてもらうと、違和感がありまくりで.....。結局、購入はしませんでした。


これには同意していただける方もいると思いますが、やはり1stアルバムに収録されていた超名曲 『 SEVEN DOORS HOTEL 』 の印象が大きいです。また個人的に2ndアルバムに収録されていた 『 STORMWIND 』 も大好き(特にイントロが)で、「 あの2曲こそがEUROPEらしい曲 」という認識を勝手に持っていたのかもしれません。必要以上(と私は思った)に明るい同バンドに、かなりの違和感がありました。2ndアルバムリリース後にキーボーディストが加入したのも原因であろう、キーボードが全面に押し出た音にも慣れなかったのかもしれません。


そして本作を挟んでの4thアルバムは、↑のリンクの記事でも書きましたが個人的には同バンドの最高傑作だと思います。


個人的に各アルバムを一言で表すと、1stと2ndは「荒削り&メロディアス」(笑)、4thは「洗練&メロディアス」だと思います。じゃあ、本作は?と言われると「アメリカン」ですね。私・かつぼうは、基本的に同バンドを 「 激しいロックバンドドンッ 」 だとは思っていません。同バンドはあくまで 「 メロディアスなロックバンド音譜 」 だと思います。



以下、全曲紹介ってか、感想です。



① THE FINAL COUNTDOWN ・・・ 同バンドで最も有名な曲でしょう。イントロのキーボードは誰でも一度は聴いた事がある筈です。悪い曲ではないと思いますが、やはり違和感は拭えません。


http://www.youtube.com/watch?v=9jK-NcRmVcw


② ROCK THE NIGHT ・・・ 個人的に同バンドで一番嫌いな、安っぽいパーティーロックみたいな曲。アメリカ人はこんな「ノーテンキ」なの好きでしょうね。でも、1stや2ndでファンになった人は、果たしてこんな曲を望んでいたでしょうか?


③ CARRIE ・・・ 同バンドで最も有名で普通のバラード。同バンドのバラードに関しては、どう聴いても4thアルバムの「TOMORROW」が最高です。


④ DANGER ON THE TRACK ・・・ イントロがゴージャスなスローテンポのロック曲。歌メロは中々よく、キーボードと言うよりオルガンと言った方が良い鍵盤は聴き処。


⑤ NINJA ・・・ 曲名から食わず嫌いになった人もいると思いますが、意外に(笑)良い曲です。笑っちゃうのは歌詞だけです(笑)。アジア風の味付けサウンドが一切ないのは正解。ギターソロも中々良いです。


⑥ CHEROKEE ・・・ キャッチーなメロディとは裏腹な、ネイティヴアメリカン/チェロキー族の悲劇を歌った重い曲です。ギターソロ~キーボードソロの辺りが曲が一番盛り上がる所で、そこが聴き処。個人的には、この曲がアルバムのハイライトだと思っています。


http://www.youtube.com/watch?v=jzE6pmFgoho


⑦ TIME HAS COME ・・・ スローなロック曲。ジョーイの語りかける様なヴォーカルが良い。


⑧ HEART OF STONE ・・・ ミドルテンポのロック曲。曲自体は普通で歌メロなんて結構弱いですが、救いはギターソロです。


⑨ ON THE LOOSE ・・・ 疾走系のロック曲。前作の「SCREAM OF ANGER」系。ジョンのギターソロ、結っ構~頑張っています。


⑩ LOVE CHASER ・・・ アルバムラストは、①のアンサーソングみたいな曲。スローテンポですが、中々良いロック曲です。



紹介する為に改めて聴き返しましたが、前半より後半の方が良い曲がありますね。ただ、全体的にメロディラインが弱い気がします。やはり同バンドらしくは無いと思う。まぁ、それ故にアメリカでヒットしたのかもしれませんが。