『 IN THE HEART OF THE YOUNG 』 WINGER | かつぼうさんのブログ

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お騒がせレッズサポーター・かつぼうさんのブログです
レッズの事はもちろん、最近ハマっている音楽や我が家の飼い猫、
大好きな歴史の事等を「軽い暴言」を含めて(笑)書いていこうと
思っています。なにとぞ生暖かい目で見て下さい。

え~。昨日(14日)の湘南戦@埼玉スタジアムで、レッズサポ仲間レディアSさん(女性)から何と!「 WINGER 」(以下同バンドと記載)のステッカーを頂きました。画像がアップできずに申し訳ないのですが、1stアルバムの時の物の様で、当然ですがメンバーが若い(笑)!Sさんは「古い物なので、粘着力がないかも」と仰っていましたが.....。ご安心下さい。


勿体なくって使うことはできないと思います(笑)!


でも、折角だから使わせてもらおうかな?スマホのケースにでも貼るかな?今のはそろそろ壊れそうだから、買い換えたら?ま、時間はあるし、ゆっくり考えようっと。


20年位かけて(笑)。


と言う訳で、今回は同バンドを紹介しようと思いましたが、所持している1stアルバム「WINGER」は既に紹介済み。2ndアルバム 『 IN THE HEART OF THE YOUNG 』(以下本作と記載、1990年作品)は発売時は予約してCDを購入したものの、処分してしまいました.....。でもダビングしたMDを保有しているので、それを聴きながら紹介したいと思います。


かつぼうのブログ-winger01


同バンドのファンに 「 一番好きなアルバムは? 」 と尋ねると、8割の人が↑にも少し書いた 1stアルバム だと答えるでしょう。ですが、「 一番好きな曲は? 」 と尋ねると、本作に収録されているバラード曲 だと答える人も多いかもしれません。同バンド最大のヒット曲音譜であるそのバラード曲は、このアルバムの発売後に勃発した湾岸戦争に従軍した兵士とその帰りを待つ家族の心情にマッチした良い曲でした。発売直前に一部の曲の差し替えがあったそうで、外れてしまった曲に良い曲があったらしいと言うのも話題でした。


同バンドはヘヴィーメタル/ハードロック爆弾のカテゴリーに入ると思いますが、あまり激しくない洗練された大人のロックカクテルグラスを聴かせてくれるバンドです。メンバー全員の楽器の演奏の力量が素晴らしく高いのですが、それ故に「テクニック至上主義」みたいな所がありました。1stアルバムにもそんな所はありましたが、曲がとっても良いので売れました。本作はテクニック至上主義そのままに、アルバムの曲の質が少々下がってしまった印象があります。


確かに↑にも少し書いたバンド最大のヒット曲がありますが、やはり↑にも書いた通り時期的に湾岸戦争があったが故のヒットと言えなくもない。純粋な曲の良さで勝負していたら、果たしてあそこまでヒットしていたかどうか?



以下、全曲紹介です。



① CAN'T GET ENUFF ・・・ 「ENUFF」とは、十分と言う意味の「ENOUGH」のくだけた書き方です。テストで「ENUFF」と書くと、確実に間違いになりますのでご注意を。↑に少し書きましたが、差し替えで収録される事になった曲です。申し訳ないのですが、良い曲を外してまで入れる曲ではない気がします。


② LOOSEN UP ・・・ キップのシャウトとカッコ良いギターで始まる、ミドルテンポのロック曲。ブ厚いコーラスと印象的なギターリフが良いです。ギターソロも凄いですがね。


③ MILES AWAY ・・・ 美しいキーボードで始まる、バラード曲です。↑に少し書いて少々引っ張っている、バンド最大のヒット曲です。泣きのメロディも良いですが、離ればなれになった愛する人を想う切ない歌詞が良いです。


http://www.youtube.com/watch?v=JMKPQKU61QI


④ EASY COME EASY GO ・・・ ミドルテンポのロック曲。これも差し替えで収録される事になった曲。歌メロが少々良いだけで至って普通の曲。


⑤ RAINBOW IN THE ROSE ・・・ 変拍子しまくりのドラムにメロディアスなギターが乗るイントロが印象的な、スローなロック曲。サビに向かって盛り上がっていく展開はさすがです。レブのギターも良いですが、名手・ロッドのドラムも素晴らしいです。


http://www.youtube.com/watch?v=fTkdLkWkYqY


⑥ IN THE DAY WE'LL NEVER SEE ・・・ ⑤からの流れも良い、ミドルテンポのロック曲。ベースが良いです。


⑦ UNDER ONE CONDITION ・・・ 後半一発目は、しっとりしたバラード曲。ギターソロ近辺の展開が良いです。全体的に、EXTREMEっぽいと思った私の耳はおかしいかなぁ?


http://www.youtube.com/watch?v=fTALcCMUp4k


⑧ LITTLE DIRTY BLONDE ・・・ 「エッチなブロンドっ子」。同バンドらしくないタイトルの曲は、やはり同バンドらしくないファンキーな曲です。でも、中々良い曲です。


⑨ BAPTIZED BY FIRE ・・・ 印象的なギターの速弾きが曲の前にある、ミドルテンポのロック曲。曲自体は普通です。


⑩ YOU ARE THE SAINT I AM THE SINNER ・・・ この曲も最初は何でもないミドルテンポのロック曲なのですが、曲中に凄まじい変拍子の連続があります。この辺はメンバーの力量に敬服します。


⑪ IN THE HEART OF THE YOUNG ・・・ アルバムのラスト&タイトル曲は、不思議な雰囲気と壮大な広がりを持ったスローなロック曲。曲の終わり方もなんとなく切なくって良い。



個人的な意見ですが、差し替えで収録された①と④。曲の質が一段も二段も落ちている気がします。