浦和レッズ系の某有名HPのトップページに、フランス人のレッズサポさんの記事が載っていますね。毎回フランスから来ている訳では無いでしょうが、自国や隣国に欧州主要リーグがあるのに浦和レッズを愛してくれている事
には感謝しますし、リスペクトします。
ですが、私がかつて所属していたサポーターグループには、ある意味最強(最凶?)のサポーターがいたのを思い出しました。今回の記事はレッズサポでなくても絶対に楽しめる(笑)話題です。
そのサポーター仲間(仲の良いご夫婦)と知り合ったのは1997年シーズン、私がある有名なサポーターグループに入った時です。そのご夫婦は、何と京都在住です。京都にはJチームがありますが、何故かそのご夫婦はJリーグ創生期からレッズサポをやってくれていたそうです。
1997年は、まだ埼玉スタジアムが出来る前です。レッズのホームゲームは、収容人数が2万人しか入らない浦和市駒場スタジアム(現さいたま市浦和駒場スタジアム)での開催でした。
そのご夫婦は、朝一番の新幹線で京都から東京を経由して浦和に来ます。19:00キックオフのナイトゲームでも朝6:00にはスタジアムにいる我々と合流、早速酒盛り
が始まります。あ、大酒呑みは旦那さんだけです。奥さんも呑みますが、量は「適量」です。
スタジアムが開門して、いつもの場所に陣取っても酒盛りは続きます。ビールの売り子さんが可愛い
と(笑)、ほぼ常駐させてしまう程です。
で、尋常ではない量の酒/ビール等を飲むだけ飲むと、試合開始のホイッスルと同時に旦那さんは深い眠りに入ります(笑)。回りで大騒ぎしてサポート
しても、全っ然起きませんでした。
で、試合が終わると奥さんが旦那さんを起こします。
「はいはい、試合終わったで~」
「お、終わったかぁ~。ほな、帰るか。」
「せやな、帰るで~。」
仲の良いご夫婦は、最終の新幹線で京都に帰っていきました。で、旦那さんがレッズ戦の結果を知るのは、翌日のスポーツ新聞でです。ええそうです、前日駒場スタジアムにいるのにも関わらずです(大笑)。
レッズサポでない方の為に書いておきますが、当時駒場スタジアムのチケットはプラチナチケット。何せ、2万人しか収容できないからです。
シーズンチケットのキャンセル待ちをしている人は多かったのですが、皆チケットを手放しません。ですので、長く駒場に来れなかったサポも多い。
そんな中、わざわざ京都から駒場に来て呑みまくって、試合中は爆睡
です。
私は、彼以上のサポーターを知りません(笑)。まさに、最強(最凶?)です。