『 THUNDER 』 ANDY TAYLOR | かつぼうさんのブログ

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お騒がせレッズサポーター・かつぼうさんのブログです
レッズの事はもちろん、最近ハマっている音楽や我が家の飼い猫、
大好きな歴史の事等を「軽い暴言」を含めて(笑)書いていこうと
思っています。なにとぞ生暖かい目で見て下さい。

Jリーグが始まったら、愛する浦和レッズラブラブの話題が多くなってきてしまっていますね。久々の音楽の話題音譜な気がします。


今回紹介するのは、HM/HRのアーティストとして語るのが正解なのかはわかりませんが.....。名前は「ANDY TAYLOR」(個人名なので、以下アンディと記載)で、アルバム名は 『 THUNDER 』(1986年作品、以下本作と記載) です。


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アンディは有名なバンド 「 DURAN DURAN 」 のメンバーでした。バンド在籍時からハードロック爆弾好きで有名で、80年代中盤にいくつかのプロジェクトを経てバンドを脱退。その後すぐに着手したのが本作です。


参加ミュージシャンの一人にスティーヴ・ジョーンズ(g.)がいます。音楽好きならすぐにピンビックリマークと来たでしょう。伝説のパンクバンド、セックスピストルズのメンバーだった人です。


本作は、私・かつぼうが高校三年生ラブラブの頃にリリースされたのですが、実際に聴いたのは大学2年の頃です。大学時代の音楽仲間に紹介して貰いました。O君、元気かなぁ?ドラム教えてくれてありがとね?


この作品のジャケットは、私が所持しているのは(↑に貼った)アンディ本人の画像(イケメンですよねぇ)です。前衛的な絵画みたいなジャケットもあるそうですが、中身は違わないみたいです。作品を聴いてみると、上にも書いた通りHM/HRのジャンルには入らないでしょう。ですが、良質なロックアルバム音譜である事に違いはありません。



以下、全曲紹介です。



① I MIGHT LIE ・・・ オートバイのエンジン音のSEにハードなギターが乱入するカッコいいイントロから始まるロック曲で、アルバムがスタートします。アップテンポのノリの良い曲ですが、ギターが出しゃばらずに完全に楽曲重視。曲の終わりに2度目のギターソロがあるところでようやく「ギタリストのソロアルバム」である事を思い出します(笑)。


http://www.youtube.com/watch?v=blDUrOGXES4


② DON'T LET ME DIE YOUNG ・・・ イントロの後のホーンも心地よい、ミドルテンポのロック曲。サビが覚えやすいキャッチーな曲ですが、歌詞は結構悲惨です。PVありました。


http://www.youtube.com/watch?v=wTrQWWcmPwE


③ LOFE GOES ON ・・・ キーボードとエレアコが美しい、スローバラード曲です。曲自体は普通ですが、前向きな歌詞が良いです。ブルージーなギターソロが聴き処でしょう。


④ THUNDER ・・・ アルバムタイトル曲は、ギターイントロが良いアップテンポの曲です。良い曲だとは思いますが、タイトル曲にしては少々弱いかな?とも思います。


⑤ NIGHT TRAIN ・・・ ギターとキーボードとピアノのイントロが美しい、少々悲しげな雰囲気漂うロック曲です。サビ辺りの哀愁が良いですね。同時期に大ヒットした「銃とバラ」さんの同名曲よりはこっちの方が良い曲です。


⑥ TREMBLIN' ・・・ ドラマティックなイントロで始まる、スローなロック曲です。切ない歌詞と漂う哀愁が良いです。この曲と⑦あたりがアルバムのハイライトでしょう。


⑦ BRINGIN' ME DOWN ・・・ 1分近くあるギターのイントロもカッコいい、ミドルテンポのロック曲。5分ちょっとの長さがあり、本作の中では大作の部類に入ります。失礼の歌なので、メロディとか歌詞が切ないです。


http://www.youtube.com/watch?v=ANDKqmmGk54


⑧ BROKEN WINDOW ・・・ イントロが⑤に似ていて、初めて聴いた時少し驚いたのを覚えています。曲は、まぁ普通ですね。


⑨ FRENCH GUITAR ・・・ ピアノのイントロが美しいインスト曲。イントロに続くキーボードがこれまた美しく、幻想的になります。あれ?何か足りないぞ?この曲「FRENCH GUITAR」ってタイトルでこの作品はギタリストのソロアルバムなのに、ギターどうした?」と負っていると、2分位経ってからようやくギターが。美しく幻想的な曲ですが、ギターが出しゃばらなさ過ぎです(笑)。


http://www.youtube.com/watch?v=YCldWBZtSmo




何回か書きましたが、ギタリストのソロ作品とは思えない程ギターが出しゃばっていません。本当に「楽曲重視音譜」です。曲もとっても洗練されていて、これをHM/HRと呼ぶのはちょっと違いますね。でも、とても良い作品です。


ところでこのアルバムですが、ライナーノーツを書いているのはかの伊藤正則さんです。彼は(色々な意味で伝説の音楽番組PURE ROCK 」 でもアンディを誉めていました。お好きだったラブラブのでしょうね。