好きなバスケットボールの選手

『 好きなNBAの選手 』は前に一部書きましたが、実は『 好きなバスケの選手 』は別にいます。

私が留学した州にはNBAのチームは無く、NBAの選手はテレビで見たことがあるだけ です。「実際にプレーを見た事がある中で好きな選手は？」と聞かれたら(ま、聞かれる事はまず「無い」と思いますがね{笑})、私は↓に書く２選手の名前を答えます。

まず、岡田卓也選手です。私は2003年の1月に川越運動公園総合体育館で、初めて「さいたまブロンコス(現bjリーグ埼玉ブロンコス)」の試合を見ました。その時、ポイントガードのポジションで試合を支配していたのが、岡田選手でした。

本当に「上手い」選手で、その時さいたまブロンコスが属していたのはＪＢＬの２部。「おいおい、２部でこんなに上手い選手がいるのかよ！？」と驚きました。その後、ＪＢＬ１部の試合も見ましたが、「この選手は岡田選手以上だな」と思った選手は少なかったです。おそらく、岡田選手は１部でも通用したと思います。

そして気付くと、次の桶川サンアリーナでの次の試合にブロンコスの応援横断幕を作って持っていっていました。そう、私がさいたまブロンコスのファンになった切欠が、岡田卓也選手だったのです。

ブロンコスがbjリーグに移管する前に退団。今は、主催する「静岡ジムラッツ」というチームごと、アメリカのABA(マイナーリーグ)に挑戦している様です。頑張って欲しいです。時々、私･かつぼうは「GYMRATS」のロゴ入りのＴシャツ着ています。

もう一人は、アイザック・ソジャナーという、やはり「さいたまブロンコス」に所属したパワーフォワードの選手です。

2003～2004年シーズンに選手登録。得点王こそ、チームメイトに譲りましたが･･･。 持ち前の闘志と絶対に諦めない強い意志でチームを牽引し、さいたまブロンコスのJBL2部連覇に大いに貢献しました。

bjリーグでは苦戦しているブロンコスですが、JBL2部時代は強豪。あまり負けなかったのですが、数少ない負けた試合でもアイザックは１人全力を尽くしていました。他のメンバーが諦めてしまった中、時間稼ぎをしている相手からボールをもぎ取り１人ドリブルで駆け上がってスラムダンク！　試合に負けたのは不満でしたが、アイザックの諦めないで最後まで全力を尽くすプレーには感動しました。

JBL2部のMVPに選ばれたのに、ブロンコスの社長とそりが合わずに１年で退団。退団のニュースは、本当に本当に悲しかったです。

その後、bjリーグ１年目の東京アパッチ戦＠アウェイで、観客として有明に来ていたアイザックを見かけました。嬉しくて嬉しくて、つい馴れ馴れしく話しかけてしまいました。彼も私の事を覚えてくれていて、長話に付き合ってくれました。コートの外のアイザックは、優しく大きな目が印象的な気のいい兄ちゃんでした。

そしてアイザックは、２年目のbjリーグに参加を表明した高松ファイブアローズにドラフトで指名されました。「アイザックが、bjリーグに殴り込んでくるぞ！」 ブロンコスの一員でなかったのは少々残念でしたが、アイザックのプレーを見られる喜びは、その「残念な思い」を遥かに上回りました。

私は、レッズでは選手個人の応援横断幕を作った事がありません。チビ断幕も、すべてレッズというチームを応援する為のものです。ブロンコスでもスタンスは同じで、あれほど「上手い！」と思った岡田選手の横断幕ですら作りませんでした。

でも、唯一アイザックだけが例外。チームは違えどアイザックを応援したくて応援したくてたまらない気持ちが、私をユザワヤに走らせました(笑)。高松のチームカラーの布を買い、「KING ISAAC」という応援横断幕を作りました。(アイザックの背番号13は、トランプで言うとKINGなので)　高松が埼玉に遠征に来た時にアイザックに再会、横断幕を見せると本当に喜んでくれました。サインをして貰い、高松のベンチ裏に掲示。試合後、高松のチームスタッフさんに差し上げました。

その試合で、やはりアイザックは全力でプレーしやがりましたよ、コンチクショウ(笑)！。もう勝敗が決まっていた(高松の圧勝)のに、試合終盤にブロンコスの息の根を止めるダンクを豪快にブチ込みやがって、コノヤロウ(笑)！本当に泣いてしまったほど嬉しかったぞ！

今でもEDGE-ONEで元気にプレーしているのかな？頑張って欲しいな。で、またアイザックのプレーを見る機会があるといいな。