喫茶店の片隅で | かもさんの山歩き

かもさんの山歩き

毎週末、山を歩いてスケッチしてます。
漫画も描きます。

今日の絵はがき。

松戸の喫茶店ヒヨシ。

昔ながらの個人経営の喫茶店が少なくなった。

 

今はドトールなどのチェーン店ばかりだ。

 

 

私の職場は働く人が少なくて出会いがないので、私の恋愛対象はたいてい喫茶店のウェートレスさんだったが、純情可憐な私はウェートレスさんに話しかけられなかった。

 

 

田舎の高校生の私は、街中の喫茶店にはいりたかったが、校則で禁止されていたので、

初デートは、饅頭屋さんだった。

 

高1の時に、1年先輩の土井さんに中町の喫茶店に誘われた。

土居さんは同性の先輩で宮崎市の日向学院高等学校で寮生活。

 

夏休みで都城に帰っていたのだ。

 

 

何故か土井さんとは気が合って、先輩後輩ではなく、友達づきあいをしていた。

 

 

 

土居さんは、宮崎市内の女子高生とつきあっている事、そして彼女の家でキスまでしていること、等などを話してくれて、タバコまですすめてくれた。

 

薄暗い店内でコーヒーを飲んでタバコをふかしている私は、少し大人の気分だった。

 

 

その頃、成績優秀で小林市のバンビちゃんは、宮崎市内の進学校に通っていた。

 

都城市の商業高校の私とは接点がなかったが、もし、宮崎市内で遊んでいた私とバンビちゃんが出会ったらと空想する。

 

バンビちゃんは真面目な高校生だっただろうが、互いに面食いである。

 

出会いさえすれば、互いに恋心が芽生えたのではないか。

 

そして、2人橘通りの喫茶店にはいり、今日の歌のように黙ってコーヒーをのんでいただろうな。

 

彼女のいない私は、日曜になると可愛いウェートレスさんのいる喫茶店に通った。

 

喫茶店には、漫画アクションなどの雑誌が何冊か置いてあり、ここで漫画を読むから、漫画雑誌を買わなくてすんだ、

 

ウエートレスさんたちは私の目線で、私の気持がわかるらしく、ツンツンする人が多かったが、中には親しく話してくる娘もいた。

今日の絵ハガキ。

モーニング。