昨日の筑波山神社を完成させた。
絵はがき
つくばでバスを待つ人たち
筑波山頂から霞が浦。
今日の絵ハガキ、
ダチョウ
一昨日描いたコアラは頭がわるいことで有名だが、何と言っても動物界で頭の悪さのナンバーワンはダチョウである。
ダチョウは鳥類では一番身体が大きいが、脳の大きさはクルミぐらいしかない。
しかもその脳はシワがなくつるつるであるから、脳の表面積も小さい。
どれだけ頭が悪いか。
ダチョウのA家(5羽)とB家(5羽)の中でケンカが起き、パニックに陥ったとする。
ケンカが収まり、ダチョウたちが群れに戻ると、家族同士がごちゃまぜになっているという。
メス同士が入れ替わっていたり、オスが入れ替わっていたり、家族の数が変わっていたり、子どもの数が違っていても親は気づかない。
つまり、覚える能力がないから、自分の子供や妻が分からなくなる。
コアラでも自分の子を間違えない。
人間がダチョウに乗っている写真をよく見るが、最初ダチョウは嫌がっても、そのうち人間が乗っていることを忘れて、日常の行動をするそうだ。
しかし、ダチョウは身体能力は素晴らしい。
時速70キロで、しかも長時間走ることができる、
フルマラソンに出場すれば、40分で完走してしまう。
それだけではない、
物事に鈍感なダチョウは、病原菌やケガにも鈍感だ。
ケガをしても、すぐに治ってしまう。
驚異的な自己治癒力の秘密は、「抗体」をつくる能力の高さにある。
ひとたび体内にウイルスなどの異物(抗原)が侵入すると、ダチョウは猛スピードであらゆるパターンの抗体を大量につくりだす。それらの抗体がすばやくケガや病気を治すのである。
その能力には、コロナ時代の今、注目されている。
これほど頭の悪い動物が、生存競争で勝ち残れたのは、逃げ足の早さと、免疫力のおかげだろう。
私はダチョウの頭の悪さには、優越感を持つが(ダチョウに対して優越感をもつなぞ、人間としてどうかと思うが)、身体能力と驚異の免疫力にはとうてい敵わない、