馬鹿を馬鹿にしてはいけない | かもさんの山歩き

かもさんの山歩き

毎週末、山を歩いてスケッチしてます。
漫画も描きます。

今日の絵ハガキ、

 

コアラの親子。

動物界の頭の悪い動物の筆頭はダチョウらしいが、コアラもお馬鹿さんのベスト3にはいつている。

 

先日、サーバに保管してある文章を手直しする必要があって、サーバから呼び出そうとしたが、サーバにつながらない。

あれっ!

俺何かいじったか。

 

仕方ない、

ヘルプデスクに連絡だ。

 

ヘルプデスクとパソコンの画面を共有して、デスクのいう通りパソコンを動かす。

「小文字でa◯◯まて打ち込んで、次の画面でOKのボタンをクリックしてください」

 

画面にアルファベットが、凄い速さで動く。

「これが原因ではないようですね。おかしいな、

次はco〇〇と打ち込んでください」

 

こういう事を30分は繰り返すが、サーバーにつながらない。

 

デスクもこまったようだ。

 

「サーバー本体に原因があるかもしれませんね。

 

サーバー本体とサーバーに並んで置いてある〇〇の器械の側面を見てください。

 

〇〇の器械は、ランブが上下に3個づつ6個のランブがあるのですが、点滅しているのがありませんか。」

 

点滅するも何も、全てのランプが消えているよ。

 

「えっ?」

 

しばらく沈黙があって

「それはサーバの電源が入ってないという事なので、サーバーの上のボタンを押してください」

 

ボタンを押すとしばらくの間は、カチカチ、ブーンブーンと音がする。

 

デスクの影の声、

(最初から電源を確認させれば、30分も無駄にすることはなかったな。

しかし、電源が入ってないのに器械が動くと思っているほど馬鹿だとは思わないものな〜。)

 

「今の音が静かになったら、たぶん、サーバとつながると思います」

 

あれっ!

つながった、つなかった。

助かったよ、ありがとう。

 

「そうですか、良かったですね、担当は〇〇でした。」

影の声、

 

(俺はこんなに馬鹿の相手をするために、大学で電子工学を勉強したんだろうか、仕事先を間違えたな)

 

今度の件、車が動かなくなり、エンジンなどを30分もいじった挙げ句、最後にガソリンが入ってなかったと気づいたようなものだ。

 

でも、馬鹿にしてはいけない、

 

倍賞美津子がアントニオ猪木と結婚を決めた出来事。

 

猪木とドライブした。

山道で車がエンストした。

猪木は車の下に潜り込んだり、エンジンを見たりした。

30分たって、ガス欠だと気づいた。

 

猪木の顔が油と汗で真っ黒になっていて、照れ笑いをするのを見て、かわいいと思った。

 

絵はがき、倍賞美津子。

 

賢い人は馬鹿を馬鹿にしない。

ねっ、バンビちゃん。