今日は日光の鳴虫山。
朝の予定では、鳴虫山から 下りたら憾満ヶ淵でスケッチするつもりだった。
登る前に神橋で、絵ハガキに10分ぐらいスケッチしようと思い、神橋までいった。
ところが、ハガキを忘れたので、大きい紙に描き始めたら、完成まで2時間。
これでは山は無理だ。
しかし、神橋をスケッチするのは2回目で、今日は渓流の流れが上手く表現できたから、満足。
それから最初下山する予定だった憾満ヶ淵まで渓流沿いに歩き、そこでスケッチ。
スケッチを終えると、後ろから声がかかる。
外人さん二人が私に話しかけている。
身振り手振りで、私の絵を見せてほしいと言っているようだ。
「いいよ。
こんなんだけど。」
相手はさらに何か言っている。ハウマッチ?と言っているようだ。
完成前だからあげられないよと言うと、相手はスマホを差し出した。
翻訳アプリらしい。
英語やフランス語ではなさそうだ、不思議な原語だった。
憾満ヶ淵は未完成だから、あげられないけど、神橋は完成したから、こちらをあげるよ。
相手のスマホを見ると、「水の色が素晴らしい、あなたは才能があります。売ってください。」
とカナや漢字で表示されている。
手を横に降ったが、相手は私の手に、五千円札を置く。
そして絵にサインしろという。
仕方ない、相手の名前を聞いて、マリンさんと何とかさんへ蒲生光弘と鉛筆で書いた。
素人の絵で申し訳ないが、日光の記念にしてもらえばいい。
それにしても、相手の北欧(女性の方も、私の背の高い女房より頭一つ高く思えるから、180センチ以上だろうから北欧人と決めた)の家のリビングなどに私の絵が飾られたら、恥ずかしいが素朴な土産品だと思ってもらえばいい。
ところで神橋の絵は私にしてはうまくかけたと思うのだが、写真に取る前にあげてしまったから、出来を確かめられない。
まあ、ほどほどの作品だったと思うようにしましよう。
しかし、2時過ぎには雨が振り始めたから、今日は山を中止して良かった。
憾満ヶ淵の絵は明日完成させる。