鷹と大蛇の死闘 | かもさんの山歩き

かもさんの山歩き

毎週末、山を歩いてスケッチしてます。
漫画も描きます。

今日のスケッチ。

 

フランスの村。

 

ブルッス・ル・シャトー。

どこの山での事だったか記憶していない、

 

奥秩父山塊だった気がする、

 

トビとヘビの格闘を見た事がある。トビではなくて鷹だっかもしれない。

 

迫力があったので、情景をよく覚えている。

 

 

一度はヘビを掴んだまま、トビが飛び上がったのだか、ヘビはトビの体にまきついていた。

 

また、トビはヤブに下りたが、私のところからはよく見えない。

しかし、トビはヘビの胴体をついばんでいるように見える。

 

ヘビがのたうちまわっていたのではなかろうか。

 

ヘビがマムシであれば別だが、結局、ヘビは生きたまま、胴体から食べられていくのだろう。

 

あのね、オッサン、わしゃかなわんよのギャグで有名な喜劇役者高勢実乗が、ヘビが好物だったらしい。

 

撮影現場でも、ヘビを見つけると、ひょいと掴んで

皮をピューと剝いてから、生のまま食べる。

 

高勢実乗の奥さんもヘビが好きで、夫婦でヘビを食べては睦み合うので有名だった。

 

ヘビを食べると精力がつくらしい。

 

アラカンさん、嵐寛寿郎の自伝に、

高勢実乗夫婦のヘビ食いのことが書いてあった。

 

宇治拾遺物語だったか、今昔物語

だったか、都でヘビを魚の切身だと売り歩く女がいたが、その女の魚は美味いと評判だったという話があった。

 

 

私はカエルは食べたし、鶏肉のようで美味しかった。

 

しかし、ヘビを食べようとは思わない。

やはり、ヘビは気持ち悪い。

 

目が怖い。

ぬるぬるした感じが怖い。

 

さわると、実際は乾いた皮で、ぬるぬるはしていないらしいが。

 

ガールフレンドおアラレちゃんはヘビ大好きおばさんだが、たいていの人はヘビを恐れる。

 

人類の祖先が、小さな哺乳類だった時代に、一番の天敵はヘビで、その記憶が残っているのだろう。

私は若い時、その恐ろしいヘビに胴体に巻き付かれて息ができない夢をよく見た。

 

たいていはヒゲもじゃの大男と格闘していて、がんじがらめにされて身動きができない、あるいは肩をつかまれて抑え込まれる。

 

そして男がいつのまにか大蛇に変身している。

 

 

男に興味はないのに、不思議だった。

 

今ではバンビちゃんが、たまにヘビになる夢をみる。

 

 

十二ヶ嶽の下りで、バンビちゃんが転倒した。

足を痛めて、それでも時間はかかったが麓まで下りた。

 

翌日、病院に行ったら複雑骨折をしていた。

 

数日後、私は夢をみた。

 

バンビちゃんが足を使わないで、ヘビのようにくねって進んでいる。

 

それから、バンビちゃんがヘビに変身する夢を見る。