今日のスケッチ。
稲村ケ崎公園。
今日の絵ハガキ。
シュヴァルの宮殿。
この宮殿を作ったのは、フランスのフェルディナン・シュヴァルという一人の郵便配達夫である。
1879年、シュヴァル43歳になったある日のこと、郵便配達を終え、自宅に帰ろうとしたところ石に躓く。
この石が奇妙な形をしてて、この石を眺めていると宮殿の形が見えてきた。
その日から、郵便配達の途中で拾った石を積み上げて、宮殿を作り始めた。
1912年、33年の月日を経て宮殿の「建設」は終了。 村人達からは変人の所業として白い眼で見られたが、徐々にマスコミに取り上げられるようになり、見物客が訪れるようになった。
絵で描くと、対称性がなくて、描きづらい。
世間にシュヴァルのような変人奇人が、わんさかいる。
変人さんは、空気を読まない読めない、マイペース、こだわりがあるなどが特徴だ。
変人さんも、芸術家の岡本太郎、
川端康成、
数学者の岡潔
のように才能があると、周りから変人ぶりも認められるし、変わったところが逆にその人の天才性の現れと解釈される。
しかし、才能のない変人は、たんに変わった人、迷惑な人である。
私も子供の時から、蒲生は変わっていると言われてきた。
自分でも反省して、どうにか普通になろう、みんなについて行こう、そういう風に努力してきたつもりだ。
変わっていると思われた私の言動は、わたしの思慮の足らなさ、粗忽、自分勝手な気性からきているからである。
しかし、成人しても中年期によってなっても、高齢者になっても、まわりとズレが出てきて、迷惑をかけている。
私が所属する研修の会で、あまりに協調性がない、空気をよまないとして、私を除名する話もでたようだ。
しかし、馬鹿に構うと疲れる、放っておいても害はないだろうとなったらしい。
私には親友と呼べるような友達はいない。
単独行動を好むからだ。
変わっている人は、周りの評価はわれ関せずらしいが、私は気が弱くて、周りの評判を気にしては、いつもいつもびくびくしている。
私は周りに貢献しない、はた迷惑な方の変人である。