忘れられたレスラー | かもさんの山歩き

かもさんの山歩き

毎週末、山を歩いてスケッチしてます。
漫画も描きます。

今日のスケッチ。

 

坂のある風景。

色は明日。

 

こんな夢を見た。

 

家の外、地面に布団を敷いて寝ている。

 

近所の小学生たちが、その近くを通る。

 

どうやら登校の時間らしい。

 

もうそんな時間か。

 

さっき寝たばかりなのに。

 

 

ここらで目が覚めた。

 

時計を見ると、まだ12時前。

 

涼しい日で、9時ごろには寝てしまったのだ。

 

灯はつけたまま。

 

子供の時から、煌々と灯りをつけたまま眠る癖がある。

 

早く寝すぎたのでもう眠れないかと思ったが、夢日記をつけた後は、明け方まで熟睡。

 

 

明け方目が覚めたが、まだ仕事場に行くには早すぎるので3度寝。

 

その時見た夢。

 

山すそに、大勢の足軽と一緒にうつぶせになっている。

 

山の上に敵方の城があり、これから総攻撃する。

 

どうも岩殿山城みたいだ。

 

私は戦国時代の足軽のようだ。

 

 

死ぬかもしれないし、怖いので逃げ出したいのだが、後ろには髭もじゃの大男が槍を構えて見張っている。

 

大男は、全日本のレスラー大熊に似ている。

 

この男は私に言い寄ってきたことがあり、断った私を憎んでいる。

 

逃げ出せば、刺殺されるだろう。

 

勇気を奮い起して、突進して勝つしか生きる道はない。

 

攻撃開始の合図である花火が上がったところで目が覚めた。

 

 

若い頃、後楽園のジャイアント馬場の全日本プロレスをよく見に行った。

 

大熊元司という地味なレスラーは、そもそもあまり知られていなかったが、覚えている人は少ないだろう。

 

頑強な体を誇り、また大変な酒豪でも有名だった。移動中の食堂車で、車内の酒を全て飲み干してしまったいうエピソードが残っている。

 

 

足軽になった夢は、数年前にもあったなと、自分のブログを確認したら、10年前にも足軽の夢を見ている。

 

その時は、城にこもる足軽だ。

 

やはり、髭もじゃの大男に、手首をつかまれて、蒲団の中に引きずりこまれそうになる。

 

その時のイラスト。

 

 

私にはそちらの趣味はなかったのに、不思議な夢だ。


大熊さんはノーマルだったが、男と男が裸でぷつかりあう、男のなかの男の世界。


案外男色が多かったのではあるまいか。



三島由紀夫の世界だ。


そういう感じがした。