正しい人達は怖い | かもさんの山歩き

かもさんの山歩き

毎週末、山を歩いてスケッチしてます。
漫画も描きます。

今日の絵ハガキ。

 

小海線と犬。

 

いつかは小海線沿線を山の基地としてではなく、周辺を彷徨してみたい。

徘徊でもいい。

 

 

 

 

昔、社会党の土井委員長がダメなものはダメと断言した。

 

それを聞いて、この人を相手にしてもダメなタイプだなと思った。

 

ダメだと思った時点で、思考を停止することになり、話し合いの余地はなくなる。

 

 

 

正しいことは正しい。

 

しかし、正しいからいいとは限らない。

 

芸能人の不倫報道を見てそう思う。

 

 

不倫なんてそんなに大それた悪事でもないだろう。

 

悪い事だとしても、それは当事者の間での問題で、それが政治家だろうとタレントだろうと、他人がつべこべ言うことではない。

 

本人たちが国民に向け謝罪する必要もない。

 

いつから、国民はそんなに潔癖になった。

 

検事総長の賭博報道を見てそう思う。

 

私が20代の時、みんな麻雀をしていた。

 

 

わたしは頭を使う遊びは苦手なので麻雀は遊び方も分からない。

 

しかし、友達のアパートに遊びに行くと、たいてい麻雀の最中だった。

 

 

麻雀は朝まで続き、最後に何やら計算して何万円負けた、勝ったで終了していた。

 

会計事務所の慰安旅行も、旅館で麻雀大会だった。

 

 

金をかけるから面白いのだと思っていた。

 

逆に賭けをしない麻雀は見たことがない。

 

競馬でもパチンコでも、合法非合法を問わず、賭けは倫理的に良くない。

 

良くないが、密かな楽しみである。

 

 

タバコはいけない。酒もいけない。

特にタバコの煙が迷惑だという人が多い。

 

タバコは自分のためにも、周りの人のためにも良くない、

 

 

それはわかっている。

 

 

 

山頂でタバコを吸っていたおじさんが、おばさんグループに非難されていた。

 

山のきれいな空気を汚すそうだ。

 

おばさんたちには、我々と同様に、車を連ねて標高千メートルのところまで来て、自然を破壊していることの自覚はなさそうだ。

 

 

 

他人に厳しい人は苦手だ。

 

 

 

正しい人達は怖い。

 

正しい人達だらけの社会は怖い。

 

見方を変えると、正しいが正しくなくなるということに気づかない。

 

領土問題、宗教対立、どちらも正しい同士で衝突する。

 

もし、異を唱えたら非国民扱いだし、宗教が絡んだら殺されかねない。

 

これからも領土戦争、宗教戦争は無くならない。

 

しかし、狂犬のトランプは年内に消えそうだから安心したが、今度は中国とインドがおかしい。