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前話
それからの涼太は
いととの時間も
友達との時間も全力で楽しんだ。
涼太の家で弟の蒼太と3人で
ゲームをしたり
また、2人で映画見に行ったり
古屋と杏とwデートをしたり
楽しい思い出をたくさん作った。
友達とは
引退後も集まってサッカーをしたり
朔の家でゲームやお泊まり会もした。
考えないようにしていたけど
無意識に
鴻西中での学校生活へ
カウントダウンをしている様だった。
そして、
推薦をもらった高校も2つへ絞り
週末を利用して練習にも参加した。
風に吹かれた
赤色の葉っぱが地面に溜まり始めた頃
俺たちには
それぞれに進む進路を
選択しないといけない時期が訪れていた。
15歳秋