夏休みが終わりに近づいてきた…

まだまだ気温が高く
この日も太陽がギラギラと照りつけていた。


古屋『りょうたー!』


練習が終わり
駐輪場に自転車を取りに向かっていたとき
古屋に遭遇した。


涼太『おぉ!お疲れ!試合帰り?』

古屋『いや!合宿!まじ疲れた。』

涼太『だからそんな荷物多いんか!』

古屋『チャリ取ってくる!
  待ってて!!一緒帰ろっ!』

涼太『おう!』


・・・


少し待つと古屋がやってきて
2人は家路に向かった。


そしてなぜか古屋がニヤニヤしてる。
なにか言いたいんだろうとは思ったが、
あえてなにも聞かずにいた。


何度も涼太を見ては
ニヤニヤして…
目が合えば真顔になる。

それを何度か繰り返した。


古屋『もーう。なんかあった?って聞けよ!』

涼太『なんなん!笑
  自分から言えよ!!!笑

分かった!分かった!
さっきからニヤニヤしてるけど
何かあったんですかぁ??!』