【Numero】 市原隼人さんインタビュー | いっち☆らぶ~市原隼人さん応援ブログ~

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市原隼人の心を動かした、ファンからのメッセージとは?


ロシアの文豪ドストエフスキー原案のドラマ『カラマーゾフの兄弟』にてニヒルな次男を演じている市原隼人。今年26歳を迎える彼に、雑誌ヌメロ・トウキョウのインタビューで、自分自身の今に影響を与えた人物、ターニングポイントとなった出来事、モノ、場所との出会い、それをきっかけに変化し成長した自分を振り返ってもらった。市原隼人のきっかけは“コレ”でした

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──もうすぐ26歳になる市原さん。人生の約半分を俳優として生きてきた今の自分をつくるきっかけとは?



やっぱり、見ていただいたファンの方々からの言葉ですね。例えば、余命わずかな方から「あとどれだけ生きられるかわからないけど、あなたの顔を見ると頑張れるんです」という切実なメッセージを頂いたり、現場でファンの方に「今日、手術があって怖いんだけど、市原さんに元気をもらいにきました」と会いに来てくれたり。そんな言葉をもらうたびに、もっと真剣にこの仕事に取り組まなきゃいけない、と思える瞬間がある。いいことも、批判も、一番に感じられるし、その声を喜びに変えてまた頑張っていこうと思える仕事なんだと気づいたときに、役者って面白いな、一生やっていきたいなって感じました。



──その喜びを、最初に鮮烈に感じたのはいつでしたか?



……うーん、いつなんだろう。明確に「コレ」というのは思い出せないけど、10代の後半ぐらいですかね。ピエロでも、どんなに小さい役でもいいから表現者でありたいと思ったんです。本来、エンターテインメントって、世の中や、人が生きるうえではなくてもいいものだけど、だからこそ熱を込めたい、と思った。お酒や趣味、恋愛といった娯楽のひとつとして、映画やドラマを入れていただけたらうれしいなって


──挫折や、大きな壁にぶつかった経験はありますか?


昔は、現場で何十回もNG出して凹んだりもしていましたけど、もう、ちょっとやそっとのことでは落ち込まなくなりましたね。そもそも、役者って考えるのが仕事だと思うから。もし壁にぶつかったら、とことんまで落ちて、もう上がるしかないってところまで自分を追い込んでみる。そこまで行って初めて見えてくるものがあるから。だからよく引きこもってますよ(笑)。それに、いい意味でケツを叩いてくれる地元の仲間がいるんです。「おまえは俺らの誇りなんだからもっと頑張れよ。周りにはつらい思いして、メシも食えないでいるヤツだっていっぱいいるんだから、悩みがあるだけ贅沢なんだよ。もっと悩め!」って(笑)


──役者・市原隼人の強みとは?


ないです(笑)。弱い人間ですよ。たぶん自信がないから、何か新しいことをやっていたいし、考えていたい。昨年の夏は、この仕事に入るまで少し時間が空いたんですが、酒に走って飲んだくれちゃうかな!?と思ったら全然飲まなくて(笑)。その間もどうやって人を楽しませるかとか、次にやりたい芝居やアクションのことをずっと考えていました。そうやって独り遊びしているほうが楽しかった。芝居にはうまいもヘタも、正解も間違っているもない。答えがない世界だからこそ、自分だったらどう演じようかって納得いくまで突き詰めていくのが面白い。地元で一緒に育ってきた仲間は、職人になっている友達も多いんだけど、芸能界に進んだ自分もあの頃と意識はまったく変わっていない。彼らと同じで、自分も役者という職人でありたいんです


(Numero TOKYO 2013年3月号掲載)



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