「アンチヒーロー」6話7話は、出版社の女性副編集長の弁護からはじまり、怒涛の展開でした

ネタバレしてます。
出版社の副編集長・沢原麻希(珠城りょう)による内部情報流出事件の弁護を請け負うことになった明墨(長谷川博己)
証拠がそろいすぎていることから、誰かにはめられたのは明らか。
怪しいのは、沢原の後に副編におさまった上田(河内大和)
上田は、実はある政治家とつながっていて、その政治家を取材していた沢原の記事が、週刊誌に載らないように画策してました。
この政治家とつなっがていたもう一人の人物が瀬古判事(神野三鈴)

児童養護施設でボランティアをしていて、明墨と話したときはいい人そうだったけど、実はこの人、12年前、志水(緒方直人)に死刑を言い渡してました

そして、赤嶺(北村匠海)が再審請求を望んでいる松永(細田善彦)の裁判でも有罪を言い渡してました

瀬古判事も黒幕の一人なのねー。
しばらく瀬古判事との闘いになるの?と思わせた6話でした。
7話は怒涛の展開。
政治家がらみのあれこれは、複雑だったのでおいといて

伊達原(野村萬斎)の指示で動いていたはずの瀬古判事なのに、あっさり見捨てられて、あれよあれよという間に、弾劾裁判にかけられました

瀬古判事は裁判官のバッジを外し、元副編集長・沢原は無罪に。
沢原は東京中央新聞の記者になり、明墨に協力するようになりました。
そして、なんと松永の再審も赤嶺の弁護のもと行われ、無罪!
良かった~

瀬古判事が弾劾裁判にかけられたのも早いなと思ってたら、まさか、松永の再審もやっちゃうなんてねー。
残るは最終目的、志水の冤罪を晴らすのみです。
気になっていた養護施設の女の子・紗耶(近藤華)は、やっぱり志水の娘でした。
拘置所での面会で、再審を拒否する志水を説得する明墨。
今まで、何かと斜に構えていた明墨の真摯な物言いが、胸に迫りました

人の弱みを握ってクールに立ち回る紫ノ宮(堀田真由)ですが、事務所で謎の明墨当ての手紙を発見。
そこへ、癒し系だったはずの青山(林泰文)が現れます。
あれ? なんか今までの青山とは別の顔になってます

この人、悪い人なんでしょうか?
一方、赤嶺は緋山(岩田剛典)に会いにいき、血染めの作業服の切れ端を見せて「もう逃しませんよ」と迫ります。
赤嶺、松永の冤罪事件の時の顔とは打って変わって、ふてぶてしい表情が怖い。
明墨みたいになってきました

様々な顔を見せてくれる北村匠海、いいですね~
