心温まる二つのドラマが最終話を迎えました。
「作りたい女と食べたい女」シーズン2
シーズン1は、作りたい女、野本さん(比嘉愛未)と食べたい女、春日さん(西野恵未)が出会って、毎回料理を楽しむドラマのイメージでしたが、シーズン2では、二人の間が劇的に変化しました。
まさか一緒に住む展開になろうとは
それでも、ドラマの雰囲気は変わらず、微笑ましい二人の距離感が大好きなドラマでした
シーズン2で新しく加わった隣人の南雲さん(藤吉夏鈴)。
最終話で、ついにみんなと一緒に食事をすることができました
たこ焼きパーティー
とっても美味しそうだったので、私もたこ焼き器が欲しくなりました。
見ている私は「あっ 南雲さん食べた~!」と思ったけど、みんなはごく当然のこととして受け止めてましたね
さまざまな事情で、生きにくさを抱えている人たちが前向きになれるドラマでした。
シーズン1からずっと見てて、春日さんにどんどん親近感が増していきました。
なんか、こういう人、町ですれ違っていそうな気がするんですよね
食べっぷりも見ていて気持ちがいい。
最後のコロッケも山盛りでビックリだったけど、春日さんなら平らげてくれそうでしたね
この二人にまた会いたいので、続編希望です。
「ハコビヤ」
洋食屋を営む白鳥(田辺誠一)とそこでバイトする杏奈(影山優佳)。
白鳥にはもう一つの顔があって・・・・
それは依頼主から託されたものを相手に届ける仕事「ハコビヤ」
毎週、様々な事情を抱えた依頼主が、白鳥の店に訪れました。
ラストの2話が特に良かったです。
7話は、画家をめざす青年が、音信不通になった恩師に絵を届けてほしいという依頼。
恩師はなぜ青年の前から姿を消したのか?
それは、失明してしまったから
青年の絵を見ることができなくなった恩師。
でも、白鳥の協力を得て、絵を立体的に描くことによって、恩師に絵を届けることができました
大きな事件が起きるわけではないけど、珠玉の物語っていう感じで良かったです。
8話は、会えなくなった母親に自分を届けてほしいと依頼にきた少年の話でした。
小さいころ、同様の経験をした杏奈は、少年の自分を重ねて、必死に母親を探しますが・・・・・
実は母親はもう会えない人になってました
これだけだと、悲しい物語で終わってしまいますが、少年には母親同然に愛情を注いでくれるおばさんがいて、少年はその人のもとに送り届けられました
毎回ドラマの最後にちょこちょこでてた、杏奈の謎も最終回で解けました。
杏奈の場合は、母親はまだ生きているんですが、離婚をして新しい家庭を作っていたことから、白鳥の判断で杏奈は母親に会うことができなかったのです
それを謝罪する白鳥に、母親がいない人生でも幸せだったと微笑むのでした。
「ハコビヤ」なんて仕事は、ホントはない方がいいと白鳥。
直接人と会って気持ちを伝えられる世界になってほしいと。
そう話しているところに、新たな依頼人が・・・・・
ハコビヤの仕事はまだまだ続きそうです
30分の短いドラマでしたが、様々な人間模様と白鳥の優しい気持ちが垣間見えていいドラマでした