Gibson プラスティック・ブリッジ交換 | 皆川ギター工房のブログ

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東京都足立区北綾瀬にてアコースティックギターの修理(リペア)とメンテナンスを中心に営業中です。
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こんにちは。

今回は、ブリッジ交換。

どのモデルもそうですが、なるべく元についていた物に似せて作り直します。

今回は Gibson の60年代のプラスティック・ブリッジです。

真っ黒いプラスティックのブリッジなので、エボニー(黒檀)で作ります。

 
ほど良い外周で切り取り、厚すぎるので、ほど良い厚さにしてから加工します。

 
こいつは、アジャスタブル・ブリッジではないので、サドルの溝は切らずにボディに貼りつけます。

 
プラスティック・ブリッジの裏側は4点のネジ止めで空洞です。

必ず歪んだり、割れたりしています。


 
サドル部はアジャスタブルでは無いので楽です。

貼りつけてからピッチを測って溝を切ります。


 
どのモデルも、パッと見オリジナルに見えるように、細部までコピーする意気込みで作ります。


 
但し、ネックの角度によっては、ブリッジの厚さを変える必要がある場合もあります。




 
いい感じ。