日本橋から歩く『大山詣』を振り返って ⑭ 道案内の大山街道のシール 庚申塔 仏像 | 一人、"地下鉄の地上を歩く会"

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山や街を歩いて見聞したことや身の回りのことなどをお話しします。

お馴染みになった赤い大山街道のシールを見つけては喜び、写真におさめています。多分、日常的に通行している人たちはこのシールにほとんど気がついていないのでしょうと思いながら。

 

 

 

横浜市緑区の長津田ではこんな道しるべも登場。嬉しいですねえ。(2022年9月25日)

 

 

 

大山街道は国道246号と重なることもあれば、少し外れるときも。

三宅坂から33㎞。「こんなに来たか」というより「まだこれだけ?」

三宅坂から約600mくらいのところにある赤坂御門跡から大山山頂までは約80km。まだまだですねえ。

 

 

道祖神やお地蔵様が道案内を兼ねていることも。

この坂上厄除け地蔵尊(大和市)には「左大山道 右ざまみち」と記されているらしいけれど、着ているもので確認できませんでした。

 

 

 

海老名市赤坂バス停近くの不動明王坐像を中心とする石像物群。

「右国分 左大塚 鶴間」の道標がありました。(2023年4月2日)

 

 

 

笠塔婆型の庚申塔(愛甲宿)。「右」と「山」の字が見えるけれど、間に「大」が見え隠れ?(2023年11月19日)

 

今はスマホで行く先を入れれば道案内が出てきますが、昔の人は絵地図などだけでよく出かけられたものだなあ、と感心してしまいます。きっと今ほど道は多くなく、林や田畑の中の一本道を、石の道標、道案内を兼ねた庚申塔、道祖神、石仏等が目印になって歩くことができたのでしょうね。

 

 

 

愛甲石田駅で国道246号三宅坂から52km地点に合流。日本橋から11回目です。

 

 

 

海老名市、厚木市、伊勢原市と大山街道のシールが目立ってきました。

民間のお宅の庭の垣根に手作りの「三軒茶屋」の模型と大山街道のシール。

東京都から神奈川県、市区町村を越えてどのような団体がこのシールを貼っているのでしょう。ここの家では奥様が出てきていろいろ話してくださったので訊ねたけれど、「いま、主人がいないので分からない」とのこと。

伊勢原市の観光課や教育委員会、世田谷区にも聞いたけれど、分かりませんでした。

 

 

 

大山街道のシールは見つけるたびに写してきたけれど、大山と一緒に写せたのは石倉橋交差点近くのここだけでした。(2023年12月2日)

 

 

 

 

これ、「柿の種」の缶3種。

 

 

 

「日産の名車たち」の24車種が型になって入っています。

 

 

大山街道のシールと、カキノタネ。(ここは石柱に直接描かれていました。)

 

 

 

納め木太刀をかつぐ大山詣の旅人マークが描かれています。

『日本遺産認定 大山詣り 伊勢原市の文化財の保護・周知活動を応援しています。1% for ISEHARA HERITAGE』と小さな文字。

 (つづく)