期待を上回る大川美術館 ✿ 大川美術館の立地 建物 松本竣介 | 一人、"地下鉄の地上を歩く会"

一人、"地下鉄の地上を歩く会"

山や街を歩いて見聞したことや身の回りのことなどをお話しします。

群馬県桐生の吾妻山に登ったときに、「大川美術館」という道標に気がついて、それ以来とても気になっていました。

 

 

 

桐生駅からまず水道山公園に向かい、水道山記念館の前を右折。

 

 

 

道路の右側が大川美術館。

 

 

 

山の中腹に建てられているのですね。

 

 

 

美術館って展示されている作品ももちろんですが、どういう場所でどんな建築物であるかとか、館が持つ歴史やストーリーも知りたいところです。

 

 

 

入館してすぐの受付とミュージア厶ショップ。こじんまりして品揃えも上品そうで好もしい。

 

 

 

自然光を取り入れた1階の展示室。

明治・大正の洋画として、浅井忠、藤島武二、岡田三郎助、萬鐵五郎、岸田劉生ほか私でも知っている人の画が並ぶけれど、額のガラスが反射して写真がうまく撮れませんでした。

そうそう、ここの展示物は写真を撮っても良いとのこと、嬉しいですねえ。

 

 

 

山腹の斜面に沿って建っているから、展示室は下に向かって5階くらいまであるのではないかしら。

 

 

 

  松本竣介 「街」

 

  松本竣介 「自画像」

 

大川美術館は1989年設立。大川美術館の創設者で初代館長の大川栄二(1924―2008)がコレクションを始めるきっかけになったのは松本竣介の作品だったそうです。収蔵物も数多くあるそうです。

 

 

 

松本竣介と人間的につながりのある船越保武の「ローマの娘」。

舟越保武の息子の舟越桂の作品や長谷川利行の作品も数点。

 

 

 

  石井としかつ 「水上水源の森 橅」

桐生で生まれ桐生で暮らした日本画家4人の作品が10点くらいずつ展示されていました。この美術館の特徴の一つですね。

 

 

 

一番下の階までいくと庭とつながったカフェ。

 

 

 

図書室からも見える庭園喫茶。

 

 

 

脇にオルゴールがあって、100円を入れると・・・、

 

 

 

幕が上がってくるくると回って踊りだすの。

可愛くて声をたてて笑っちゃいました。

 

 

コーヒーとアップルケーキでしばらくゆったり。

 

 

 

カマキリの子が「美味しそうね」ですって。

 (つづく)