(↑写真がないときは、上の青いタイトルをクリックしてみて下さい)
「本日も霧天なり」とつっこみたくなりそうな空、これが今の上海です。
そんな中、中国の中央国営テレビ・CCTVが
(このスモッグの空が)「国をより平等にした」と
報道して大反発を食らっている。
記事によると、スモッグ問題により国民がますます連帯するようになり、
持続可能な開発の重要性がはっきりして、
科学や気象学がより知識が高まったのだという。
まあ、こんな話を聞かされたんじゃ、
普段からぜんそくやPM2.5に苦しむ庶民はたまったもんじゃないだろう。
当然ながら、CCTVは政府のご機嫌とリだと批判されている。
まさに、この風景はドラクエやFFなんかで、
最終ボスの住まう世界のような雰囲気に見えてしまう。
下に魔物かゾンビでも出てこられても何の違和感もなさそう。
こんな終末世界観の漂う今の中国だが、私が不思議に思うのは、
こんなことが起こっているのは中国だけじゃないかということ。
かつて、産業革命下のイギリスでも噴煙と塵灰で街がスモッグで覆われ、
『霧の町』というありがたくない名称を着けられた。
その後の自然復興運動で
イギリスは国中に緑あふれる国家として、今に至っている。
日本や東南アジアでもかつては公害に悩まされるも、
国際機関や進出した企業の努力などで改善されている。
日本企業が現地に進出する際、環境汚染をさせないように
植林したり浄化装置を設置することが義務付けられている。
だから、中国以外の国ではここまでの騒ぎにならない。
では、なぜ中国ではこうなってしまうのか?
そこに私は中国の限界を見る。
中国人は日本が我が国ではこのような配慮をしない。
だから、汚染に悩まされるのだ。技術援助をしろ、と批判する。
しかし、日本企業は何も手を打たなかったわけでない。
実際に植林したり、工場の煤煙防止のフィルターを設置していたりしていた。
これらが何の意味もなさないのが問題なのです。
植林すれば、翌日にはすべての苗木が引っこ抜かれて盗まれてしまう。
そんなことが何回も続き、やっても無駄ということになってしまう。
そんなことをするよりも分からないように山を緑色に塗ってごまかせ、と
いう意見が採用されてしまい、
せっかく行った日本人があほらしくなってやめてしまうのだ。
工場の煤煙にいたっても同じである。
フィルターをわざと取り外して、そのまま煙を出してしまう。
注意しても、そのほうが費用が安くなるからと気にもしない。
他人がやっているんだから、こっちだけやらないでどうする、という感覚が
今の中国の環境破壊の原因となっている。
こんな意識のままでは、改善は無理です。
本来なら国が意識的に旗振りして修正すべきだが、
今や共産党政権はすべての問題を進出してきた企業が悪い、
対策を立てないのは外国人のせいだというばかり。
その不満をよそに向けている。
スケープゴートにされているのは、日本という有様です。
中国の問題の象徴こそ、この中国の空という気がします。
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