黒木昭征さん光の世界へ | しのはらまことブログ

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昨年12月15日、神からのギフト出版会の黒木昭征さんが光の世界へ旅立ちました。

 

突然の訃報に大変驚きました。

最後にお電話を頂いたのは昨年9月頃でしょうか。いつもの優しいお声でお元気そうでした。

 

お一人暮らしでしたが、入院や病院通い、長患いをすることなくスムーズな旅立ちというのは理想的かもしれません。

 

ところで私が生まれ育った家の近所にはいつもニコニコして気さくに話しかけてくれるおじさんがおりました。いつも誰にでも優しくニコニコしているので道で会うだけで嬉しくなります。

 

私は密かに年を取ったらああいう人になりたいなぁと憧れ交じりに思っておりました。そのおじさんは病院で亡くなる時、寸前まで奥さんと普通に話をし、奥さんが少し目を離した隙にすっと眠るように亡くなっていたそうです。

 

黒木さんも直前までお電話でお話されていたそうです。常に利他愛に富んだ徳の高い方は大勢のお迎えの方たち、そして天使たちによってスマートで穏やかな旅立ちとなるものです。

 

スピリチュアルを学んでいるので死は特別悲しくはありません。むしろお疲れ様でしたと心から思います。様々な困難、苦難が多い人生であったことでしょう。霊的に進んでいる方は人生のハードルも高いものです。

 

横浜のご自宅に一度伺ってアルバムを見せて頂いたことを思い出します。カメラがお好きでしたので出してきてもらって見せて頂いたり、もちろん、霊的真理の教えもたくさんして頂きました。

 

山村幸夫さんとご自身の本を通して多くの人を導き、スピリチュアルヒーリングで多くの人を癒し、病気や人生相談などでお世話になった方々は数知れずいらっしゃいます。今回天命を全うされてお帰りになりましたが、今後は霊界から再び温かく見守り、必要に応じて援助してくださることでしょう。

 

ただひとつ残念なのは、本の出版から販売までを黒木さんがおひとりでされていましたので、今後今まで出版されていた本を入手することが出来なくなるようです。

 

ご遺族の方は神からのギフト出版会に関わっておらず、勝手に取り扱うことが出来ないというお話でした。

 

「神からのギフト」「与え尽くしの愛」「妙なる神の光に触れて」などの本がこれから学びを深める方に手にして頂けないと思うととても残念でなりません。

 

いつか道が開けることを祈ります。

 

 

皆さんもいずれは寿命を全うしてその肉体に別れを告げる時が来ます。皆さんのために尽くして古くなった衣服を脱ぎ捨てるときが来ます。
霊が成熟して次の進化の過程へ進む時期が来ると、自然にはげ落ちるわけです。土の束縛から解放されて、死の彼方で待ちうける人々と再会することができます。
その、めでたい第二の誕生にまとわりついている悲しみと嘆き、黒い喪服と重苦しい雰囲気は取り除くことです。そして一個の魂が光と自由の国へ旅立ったことを祝福してあげることです。
シルバーバーチ 今日のことば より