『楯状地』と『卓状地』って曖昧?? | 予備校講師・みはらっち0-0^のオフィシャルなブログ

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受験生のみなさん。こんにちは。みはらっちり担当の0-0^です。

元気に顔晴って頑張ってますか?
(顔晴れ→とにかく苦しくても笑顔でいることです)


さ。現役生の授業で大地形をやってますが、その中で曖昧なのが『楯状地』と『卓状地』なんだよね。

共通テストに出るレベルで話しておくよ。
まずどちらも安定陸塊の中に分類されて大地震や火山活動はほとんどありません。

次に『楯状地』と『卓状地』は見た目の形が違うんだよ。
『楯状地』は中世の騎士の楯を伏せた様な形になっているよ。
『卓状地』はテーブルやコタツの様な形になっているでしょ。


次に成因に着目したら、絶対とは言えないんだけど…
卓状地≒構造平野
楯状地≒準平原
となるんだ。
これはまた、構造平野と準平原のところで説明しようね。
みはらっち0-0^プリントにこんなにわかりやすくまとめた表があるんだけど必要な人にはあげようかね。拡大してみてみてよ。


とりあえずまずは形を意識して。
そしてセンター試験の時もそうだったけど、共通テストでも卓状地は古期造山帯のウラル山脈60°Eを挟んで、アジア側の『シベリア卓状地』とヨーロッパ側の『ロシア卓状地』だけが『卓状地』と思って大丈夫だよ。
資料や参考書によって違う名称もあるけど(例えばオーストラリア楯状地が卓状地になってたりしることも…)その2つ以外は楯状地って思ってしまって大丈夫さ。

難しく考えずに、それよりそこら辺りは地図帳で何色をしてるんか?と位置を見ておいてね。

ではまた